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主の再来をふれ告げる(1870-1914年)エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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「恐らく偶然と思うが,ある晩,私は礼拝が行なわれているのを聞きつけ,ほこりで薄汚れたある集会場に立ち寄った。そこに集まっていた少数の人々が,果たして大教会の信条よりも理にかなった事柄を提供できるかどうか確かめるためであった。そこで私は初めて,アドベンティスト派[キリスト再臨教会]の見解を幾らか耳にした。牧師はジョナス・ウェンデル氏であった。……したがって,私はアドベンティスト派や他の教派に恩があることを認める。聖書に関する彼の説明はすべてが明快であったわけではないが,……聖書が神の霊感による著作であることに対する,ぐらついていた私の信仰を再確立し,使徒たちの記録と預言者たちの記録が密接不可分の関係にあることを示すには,神のもとにあって十分であった。私は聞いた事柄に動かされて自分の聖書に戻り,今まで以上の熱意と注意を傾けて聖書を研究するようになった。この導きに関して,私はいつまでも主に感謝し続けるだろう。アドベンティスト派の教えからは一片の真理も得られなかったが,それは誤りから立ち返る点で確かに助けになり,そのため私は真理を受け入れる準備ができた」。
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主の再来をふれ告げる(1870-1914年)エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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ラッセルはこう書いています。「我々は,アドベンティスト派の間違いをはなはだ残念に思った。彼らは,肉体を着けたキリストを期待し,アドベンティスト派以外の世界とその中にあるものすべてが燃え尽きてしまうと教えていた」。
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