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主の再来をふれ告げる(1870-1914年)エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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彼はジョセフ・L・ラッセルとアン・イライザ(・バーニー)・ラッセルの次男です。両親とも,スコットランド人とアイルランド人の血を引く長老派の教会員でした。チャールズはわずか9歳の時に母親を亡くしましたが,宗教心の厚い両親の影響を幼いころから受けていました。後日C・T・ラッセルの仲間になった人が述べたように,「両親が小枝の形を整えると,その枝は主の方向に伸びて」ゆきました。
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主の再来をふれ告げる(1870-1914年)エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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チャールズの両親はキリスト教世界の諸教会の信条を心から信じており,彼にもそれを受け入れてもらうことを目標に子育てを行ないました。そのため,チャールズ少年は,神は愛であると教えられましたが,同時に,神は人間を元々不滅のものとして創造し,救いが予定されている人々以外の全員をとこしえの責め苦に遭わせるために火の燃える場所を準備されたと教えられました。
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主の再来をふれ告げる(1870-1914年)エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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[43ページの図版]
チャールズの父であるジョセフ・L・ラッセルは,アレゲーニーの聖書研究会のメンバーであり,ものみの塔協会の活動においても,1897年に亡くなるまで息子の親しい仲間だった
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