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聖書に投じられた“光”― ロシア最古の国立図書館からものみの塔 2005 | 7月15日
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フィルコビッチは大量の写本を集めることに成功し,1859年,その膨大なコレクションを帝国図書館に提供することを決めます。1862年,アレクサンドル2世はそのコレクションを当時としては巨額の12万5,000ルーブルで購入させました。ちなみに,同図書館の年間予算の総額はせいぜい1万ルーブルでした。購入されたものの中には有名なレニングラード写本(B 19A)が含まれていました。これは1008年のもので,完全にそろったヘブライ語聖書の写本としては世界で最も古いものです。ある学者は,「聖書の写本としてはおそらく最も重要で,ヘブライ語聖書の現代における校訂版の本文は,ほとんどこの写本に拠っている」と述べています。(囲み記事をご覧ください。)
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聖書に投じられた“光”― ロシア最古の国立図書館からものみの塔 2005 | 7月15日
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一例として,新世界訳聖書翻訳委員会が用いたキッテルの「ビブリア・ヘブライカ」と「ビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシア」はレニングラード写本に基づいており,その本文にはテトラグラマトンつまり神の名が6,828回出ています。
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