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良い教育を求めて目ざめよ! 1995 | 12月22日
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ロシアでは,1992年までに新方式を取り入れた学校が500以上開校しており,33万3,000人を超える生徒が在籍しています。
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良い教育を求めて目ざめよ! 1995 | 12月22日
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様々な結果
世界中のすべての学校組織が遜色のない成果を上げているわけではありません。1993年7月,シャンカーは米国の教育関係者のグループに,「他の国々が運営している学校は,わが国よりもかなり成果を上げている」と述べました。その例として,彼はロシアから米国に引っ越してきたある夫婦に会った話をしました。こう述べています。「その夫婦は,8年生になる娘を非常に良い私立学校に入れたが,その子は母国で3年生の時に学び終えたことを学んでいる,と言った」。
旧ソビエト連邦は,国民のほぼ全員に読み書きを教える学校制度を開発しました。
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良い教育を求めて目ざめよ! 1995 | 12月22日
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1994年版の「新生ロシアにおける教育と社会」という本は,「インタビューを受けたソビエトの教師の72.6%は,学校制度が深刻な危機にあることを認めた」と述べています。モスクワで長年教職に就いているターニャによると,この危機の大きな要因は,「親と生徒自身がもはや教育を高く評価していない」ことです。その例として彼女は,「教師の収入は典型的なバスの運転手の半分,あるいはそれ以下しかない」という事実を挙げています。
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