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  • 聖書の壮大な主題
    啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
    • 10 聖書はサタンの胤の一部となっている他の者たちの実体をどのように明らかにしていますか。

      10 さらに,イエスは当時のユダヤ人の宗教指導者たちに向かって,「あなた方は,あなた方の父,悪魔からの者であって,自分たちの父の欲望を遂げようと願っているのです」と言われました。(ヨハネ 8:44)それら宗教指導者たちは,神のみ子であるイエスに反対することによって,自分たちもまたサタンの子孫であることを示しました。彼らはサタンの胤の一部であって,自分たちの比喩的な父であるサタンに仕えていました。歴史を通して,ほかにも数多くの人間が,とりわけイエスの弟子たちに反対したり迫害を加えたりして,サタンの意志を行なうことにより,同様に自分たちの実体を明らかにしてきました。それらの人間は全体として,地上のサタンの見える組織を構成していると言えるでしょう。―ヨハネ 15:20; 16:33; 17:15をご覧ください。

  • 聖書の壮大な主題
    啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い!
    • 17 人類が増えるにつれて,人間の社会のどんな腐敗した特徴が前面に現われましたか。その結果,どんな巨大な帝国が興りましたか。

      17 エホバの主権を無視して発達した人間の社会の特徴は,バビロンで現われました。その一つは,政治的な特徴でした。人類が増えるにつれて,野望を抱く他の人間がニムロデの例に従って権力を握りました。人が人を支配してこれに害を及ぼすようになったのです。(伝道の書 8:9)例えば,アブラハムの時代に,ソドムやゴモラおよびその近隣の諸都市は,シナルその他の遠い土地の王たちの支配を受けるようになりました。(創世記 14:1-4)やがて,軍事および組織力の非凡な才能を持つ者たちが,自分自身の富と栄光のために巨大な帝国を作り上げました。聖書はエジプト,アッシリア,バビロン,メディア-ペルシャ,ギリシャ,およびローマを含め,それらの帝国の幾つかに言及しています。

      18 (イ)神の民は政治支配者に対してどんな態度を取りますか。(ロ)政治権威者たちは,時にはどのように神の権益のために仕えてきましたか。(ハ)多くの支配者は自分たちが蛇の胤の一部であることをどのように示してきましたか。

      18 エホバはそれら政治強国の存続を許容されたので,それらの強国の支配下の土地に住んだ神の民は,相対的な仕方で国家に服従しました。(ローマ 13:1,2)時には,政治権威者が神の目的の達成を促進したり,あるいは神の民を保護したりするのに一役買ったことさえありました。(エズラ 1:1-4; 7:12-26。使徒 25:11,12。啓示 12:15,16)それにしても,真の崇拝に激しく反対して,蛇の胤の一部であることを自ら示した政治支配者は少なくありませんでした。―ヨハネ第一 5:19。

      19 啓示の書の中では,世界強国はどのように描写されていますか。

      19 人間による支配は大抵,わたしたち人間に幸福をもたらしたり,わたしたちの諸問題を解決したりするのに惨めにも失敗してきました。エホバは人間があらゆる形態の政府を作って実験するのを許してこられましたが,腐敗,もしくは政府が人々に行なった不当な支配の仕方を是認してはおられません。(箴言 22:22,23)啓示の書の中では,世界の圧制的な諸強国は尊大で奇怪な野獣を構成するものとして描写されています。―啓示 13:1,2。

      利己的な営利本位の商売人

      20,21 どんな第二のグループの人々が,「軍司令官たち」や「強い者たち」と共にサタンの邪悪な胤に属する者たちの中に含まれているに違いありませんか。それはどうしてですか。

      20 政治指導者と密接な結びつきを持っている者として,物質上の品物を扱う不正直な商売人が見られるようになりました。古代バビロンの遺跡から出土した種々の記録は,仲間の人間の不幸な境遇を利用して利益を上げる商取り引きが,当時たいへん盛んに行なわれていたことを示しています。世界の商人は今日に至るまで利己的な仕方で利潤を追求してきたので,多くの土地では少数の人々が非常に裕福になりましたが,住民の大半は貧困にあえいでいます。高度に産業の発達した現代では,商人や生産者は,大いに憂慮されている大量破壊兵器を含め,恐るべき破壊力を持つ武器を政治強国に供給し,備蓄させて,膨大な利益を得てきました。それら商業界の貪欲な大立て者や同類の他の者たちは,「軍司令官たち」や「強い者たち」と共に,サタンの邪悪な胤に属する者たちの中に含まれているに違いありません。彼らはすべて,処刑されるに値する者として神とキリストに裁かれる地的な組織の一部なのです。―啓示 19:18。

      21 政治および貪欲な商業主義を腐敗させるものとしては,神からの不利な裁きを受けるにふさわしい人間社会の三番目の要素を付け加えておかなければなりません。それは何でしょうか。周知のその世界的な組織体について啓示の書が述べている事柄を知ったなら,あなたは驚かれるかもしれません。

      大いなるバビロン

      22 古代バビロンではどんな宗教が発達しましたか。

      22 元のバビロンを建てるのは,政治的な企て以上のことを意味していました。その都市はエホバの主権を無視して創設されたので,宗教が関係していました。実際,古代バビロンは偶像崇拝を行なう宗教の源となりました。その祭司たちは,人間の死後,魂は悪霊たちの管理する恐ろしい場所で生き続けるという教えのような,神を辱める教理を教えました。彼らは動物やおびただしい神々や女神の崇拝を助長しました。また,地と地上の人間の起源を説明するための神話を作り上げ,多産や豊作や戦勝を保証する助けになると考えられる,下劣な儀式を執り行なったり,犠牲をささげたりしました。

      23 (イ)人々がバビロンから広がって行った時,何を携えて行きましたか。その結果,どうなりましたか。(ロ)啓示の書の中では,世界を取り巻く,偽りの宗教の帝国のことがどんな名称で言及されていますか。(ハ)偽りの宗教は何に対して絶えず戦ってきましたか。

      23 幾つかの言語集団がバビロンから地上の各地に広がった時,人々はバビロン的な宗教を携えて行きました。こうして,古代バビロンで行なわれたのと同様の儀式や信仰が,ヨーロッパ,アフリカ,南北アメリカ大陸,極東,および南太平洋の原住民の間で盛んになりました。そのような信仰の多くは今日まで残っています。ですから,啓示の書の中で,世界を取り巻く,偽りの宗教の帝国のことが大いなるバビロンと呼ばれる都市として言及されているのは,適切なことです。(啓示 17,18章)偽りの宗教はどこで種をまかれても,圧制的な祭司制度,迷信,無知,および不道徳を生じさせてきました。偽りの宗教はサタンの手中の強力な道具となってきました。大いなるバビロンは主権者なる主エホバの真の崇拝に対して絶えず激しい戦いを行なってきました。

      24 (イ)蛇はどのようにして女の主要な胤の「かかとを」砕くことができましたか。(ロ)女の胤を砕くことは,どうして単にかかとを傷つけるだけのこととして描写されているのでしょうか。

      24 蛇の胤の一番責めを負うべき部分であった,1世紀のユダヤ教の書士やパリサイ人は,女の胤の主要な代表者を迫害する点で率先し,ついにはその胤を殺害しました。こうして,蛇は「彼[「胤」]のかかとを砕く」ことができました。(創世記 3:15。ヨハネ 8:39-44。使徒 3:12,15)

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