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  • 学校での問題に対処するよう子供を助けましょう
    目ざめよ! 1994 | 8月8日
    • いじめと暴力

      モーリーン・オコナーは,「在学中の子供を助ける方法」の中で,いじめは「学校問題の中で最も油断のならない問題の一つ」であると述べています。また,「犠牲者はどんなに惨めな思いをさせられていても,『告げ口をするやつ』というらく印を押されるのを恐れて,大人にそのことを話したがらない場合が多い」ことも指摘しています。

      いじめを正常な行為とみなす教師がいるのは残念なことです。しかし,多くの教師は,教育者のピート・スティーブンソンと同じような考え方をしています。スティーブンソンは,いじめは「一種の虐待」であると考え,「それをほっておくことはいじめっ子の益にならない」と主張しています。

      では,もし子供がいじめに遭うようになったら,どうすればよいでしょうか。オコナーは,「その子供の周囲の大人たちが最初の防衛線にならなければならない」と書いています。好意的な先生にその問題について相談します。そうすれば,子供は,親も先生もそうした攻撃的な行為を良くないとしていることを知って,安心するでしょう。多くの学校がいじめに反対する明確な方針を打ち出しており,先生たちはクラスでこの問題を取り上げ,率直に話し合います。

      ナタリーは自分の宗教のことでいじめに遭いました。「わたしはエホバの証人であるという理由で侮辱され,持ち物を引き裂かれることもありました」と,彼女は語ります。そこで問題を解決するために,そのことを両親に相談したところ,両親は先生に話すよう勧めたので,ナタリーはそうしました。「また,わたしは自分から,わたしをいじめていた二人のクラスメートの親に電話をしました」と,彼女は付け加えました。「その人たちに問題を説明することができたので,今では状態はずっと良くなりました。わたしはそうすることによって,先生たちと大半のクラスメートの信頼を得ることができました」。

      親が,自分の子供はいじめられっ子ではなく,いじめっ子であるということに気づく場合もあります。そのような場合,親は家庭で起きていることをよく検討してみるべきです。ロンドン・タイムズ紙は,「攻撃的な振る舞いが他よりもひどい子供たちは,親がもめ事を適切な方法で解決しない家庭の子供である場合が多い」と述べ,「乱暴な振る舞いは習得したものである」とも付け加えています。

  • 学校での問題に対処するよう子供を助けましょう
    目ざめよ! 1994 | 8月8日
    • [7ページの囲み記事]

      子供がいじめに遭っていますか

      専門家は,子供にそれと分かる兆候が見られないかどうか注意するよう親に勧めています。学校へ行くのを嫌がったり,クラスメートを避けたり,帰宅した時にあざができていたり,服が破れていたりしないでしょうか。

      何があったのかを正確に話すよう子供を励ましましょう。そうすれば,本当にいじめの問題があるかどうかを知る助けになります。もし,その問題があるならば,好意的な先生に話しましょう。

      信頼できるクラスメートのそばにいるようにすることや,いじめられるような場所や状況を避けることを提案して,子供が事態に対処するよう助けましょう。ユーモアのセンスがあり,難しい状況をうまく言い逃れる方法を知っている子供は,いじめられずに済むことが少なくありません。

      心配しすぎないようにしましょう。仕返しを勧めてはいけません。

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