弟子を作るのに助けとなる集会
注意: 「王国宣教」には夏の間,毎週の奉仕会の予定が載せられます。会衆は,地域大会出席のため,およびその翌週の奉仕会においてプログラムを30分で復習するために必要な調整を行ない,資格ある兄弟たちに,前もって一日ごとの復習を割り当てることができるでしょう。よく準備した復習により,個人的に適用したり,野外で用いたりするための主要な点を覚えるよう兄弟たちは助けられます。聴衆から求める注解は簡潔で的を射たものとなるようにしてください。
7月2日に始まる週
10分: 会衆の発表と「王国宣教」からのふさわしい「発表」。雑誌活動で用いることのできるいくつかの記事を目立たせる。各雑誌から一つの記事を強調した二つの実演を行なう。
25分: 「夏の時期を賢明に用いなさい」。質問と答え。10分を用いて現行の話題に基づく「見よ!」のブロシュアーの提供と,7節で略述されている方法による実演を行なう。再訪問のための明確な約束を行なう点を含める。
10分: 各ブロシュアーのさまざまな論点を扱う。奉仕で用いる種々のブロシュアーの目立った点を聴衆に指摘してもらう。幾人かの有能な奉仕者に前もって割り当てておく。
20番の歌と結びの祈り。
7月9日に始まる週
10分: 会衆の発表と会計報告。寄付の受領書。会衆の必要を顧みることに加え,世界的な王国の業を経済的に支援していることをほめる。
20分: 「聖書研究生の進歩を助けなさい」。質問と答えで扱う。4節を考慮する際,経験ある奉仕者が,『ご意志を行なう証人』のブロシュアーの14ページ3節を討議しながら研究生の進歩を励ましているところを実演で示す。
15分: 聖書研究生はいつ公の宣教に携わることができるか。「ものみの塔」1989年12月1日号31ページの「読者からの質問」に基づく長老による話。自分の子供は別として,新しい人の場合二人の長老がその人と話し合い,資格を確認するまでは野外宣教に加わるよう招待すべきでないことを強調する。
217番の歌と結びの祈り。
7月16日に始まる週
10分: 会衆の発表。4月の報告の目立った点を振り返る。会衆が成し遂げた事柄をほめる。週末の野外奉仕にあずかるよう励ます。
20分: 「集会を有益なものとするためのあなたの役割」。長老が質問と答えで扱う。会衆で注意を必要としている点を強調する。ふさわしいところでほめ言葉を述べる。
15分: 開拓者になることについて考慮する。インタビューを含む話。日本では,職業・地位・境遇を問わず4万人以上の開拓者がいる。彼らを開拓奉仕に動かしたものは何か。エホバと隣人に対する愛。(マタイ 22:37-39)すなわち,もっと多くの人が救われるのを助けたいという,人々に対する深い気遣いの表われ。(テモテ第一 2:4)王国の関心事のために示される自己犠牲の精神。(コリント第一 9:23)そうした願いが培われねばならない。あなたはそうしているだろうか。開拓者になるには各段階を踏まねばならない: (1)祈りのうちにこの問題をエホバに持ち出す。(マタイ 7:7,8。フィリピ 4:6)(2)他の開拓者や長老たちと話し合う。(箴言 15:22)(3)クリスチャンの他の責務に及ぼす影響を考慮しながら仮の計画を書き出してみる。(ルカ 14:28)(4)全く申し分のない状況が訪れるまで待つのではなく,開始の時期を決める。(伝道の書 11:4)9月は開拓奉仕を始める絶好の時であり,翌年には開拓奉仕学校に入る資格を持つことになるだろう。開拓奉仕を行なうために種々の障害をどのように克服したかにつき,一人か二人の開拓者をインタビューする。積極的でありなさい。
128番の歌と結びの祈り。
7月23日に始まる週
10分: 会衆の発表。「神権的ニュース」。
15分: 「良いたよりを伝える ― 電話によって」。奉仕監督が質問と答えで資料を網羅する。電話による証言の仕方や,共通している問題点の克服の仕方を示す二つの実演を含める。これは奉仕監督の指導の下に行なわれる組織された活動であり,きちんとした記録を取る必要があることを強調する。「王国宣教」1985年11月号5,6ページ参照。
10分: 「新しい家庭聖書研究を取り決める ―(8)」。長老が扱う。司会者は,趣旨を簡単に説明した後,実演を紹介する。伝道者は8番から14番にあるふさわしい絵と説明を用いて話し合いを進める。聖書に慣れ親しむ機会がなかったかもしれない家の人のことを考慮に入れ,話し合いが難解で込み入ったものとならないように注意する。結びに司会者は,その後も家の人の興味を引く話題を中心に再訪問を続けるよう温かく勧める。
10分: 会衆の必要。
8番の歌と結びの祈り。
7月30日から始まる週
10分: 会衆の発表。提案されている提供方法を用いて一つの雑誌の中の一記事を目立たせる二つの実演を行なう。
20分: 「王国宣教」1990年3月号5ページにある「新しい聖書研究の継続に努める」の記事を長老が聴衆と共に復習する。司会者はここ数か月間に取り決められた新しい聖書研究に注目し,傾向や問題点を分析しておく。それをもとに記事の中の関連した要点を掘り下げて討議し,ふさわしい実演を準備する。結びに,8月中に一度も司会しない研究がないよう,司会者自身が注意深くある必要性を強調する。
5分: ブロシュアーを用いて研究を取り決めた経験。(もしなければ,他の書籍を用いて取り決めた経験を発表してもらう。)
10分: 「真理の水で親族をさわやかにしてください」。「ものみの塔」1990年2月15日号25-27ページの記事に基づく話。
169番の歌と結びの祈り。