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エイズと道徳目ざめよ! 1986 | 4月22日
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しかし,同性愛者だけが乱交を行なうのではありません。一般社会も,何をやっても構わないという道徳理念を受け入れてきました。その結果,ハーバード大学公衆衛生学部の学部長ハーベイ・V・ファインバーグが述べる通り,エイズは「徐々にではあるが容赦なく異性愛の世界に」広がっています。
特にアフリカでは一般の人々がこの病気に冒されています。ニューヨーク・タイムズ紙の医学リポーター,ローレンス・K・アルトマンは去年の11月に次のように書きました。「現地の研究者によれば,エイズは一般的な形の性交によってアフリカの異性愛者の間に広まっているらしく,男性とほぼ同じほど女性も襲われている」。
女性が相手の男性を通してエイズにかかっても,自分がエイズに感染したことはどちらにも分からないようです。悲しいことに,エイズウイルスを持つ母親から産まれた何の罪もない赤ちゃんがその犠牲者となることもあります。さらに,売春婦と関係を持った異性愛者がこの病気にかかることがあるかもしれません。
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エイズから自分を守る方法目ざめよ! 1986 | 4月22日
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エイズウイルスの保有者が男であろうと女であろうと,その保有者と性関係を持つ人々はかかりやすいと言えます。聖書はその点について次のように述べています。
「結婚はすべての人の間で誉れあるものとされるべきです。また結婚の床は汚れのないものとすべきです。神は淫行の者や姦淫を行なう者を裁かれるからです」― ヘブライ 13:4。
「ですから,淫行,汚れ,性的欲情……に関して,地上にあるあなた方の肢体を死んだものとしなさい。こうした事柄のゆえに神の憤りは臨もうとしているのです」― コロサイ 3:5,6。
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