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「新しい名」イザヤの預言 ― 全人類のための光 II
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21,22 エホバは,偽りの宗教から離れる人々のために,どんな旗じるしを立てておられますか。どうしてそう言えますか。
21 西暦前537年,エルサレムは,帰還して神殿を再建するようユダヤ人の残りの者を差し招く旗じるしとなりました。(イザヤ 49:22)油そそがれた残りの者は,1919年に偽りの宗教への束縛から救出された時,当てもなくさまよったりはしませんでした。行き先を知っていたのです。エホバが旗じるしを立てておられたからです。どんな旗じるしでしょうか。イザヤ 11章10節が次のように予告しているのと同じ旗じるしです。「その日には,もろもろの民のための旗じるしとして立ち上がるエッサイの根がある」。使徒パウロはこの言葉をイエスに適用しています。(ローマ 15:8,12)そうです,この旗じるしとは,天のシオンの山で王として統治しておられるキリスト・イエスのことなのです。―ヘブライ 12:22。啓示 14:1。
22 油そそがれたクリスチャンとほかの羊はイエス・キリストを中心として集められ,一致して至高の神を崇拝しています。イエスの支配権は,エホバの宇宙主権を立証し,地上のすべての国民から来た心の正直な人々を祝福するという役割を果たします。そのことを考えると,わたしたちは皆,賛美をもってイエスをほめたたえることに加わりたいと思うのではないでしょうか。
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