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独身 ― 報いの多い生き方ものみの塔 1987 | 11月15日
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貞潔な独身の立場を保つ
17 貞潔な独身の立場を保つための二つの助けとは何ですか。
17 独身生活が報いの多いものになり得るということは,聖書中の,また現代の実例から明らかです。もちろん,自分の人生のどんな時期を独身の状態で過ごすにしても,「心の中でしっかりと定めて」いる必要があります。(コリント第一 7:37)しかし,結婚しないでいる間,貞潔を保つために何が助けになるでしょうか。最も力強い助けになってくださるのは,「祈りを聞かれる方」であるエホバです。(詩編 65:2)ですから,エホバに頻繁に請願することを習慣にしてください。「たゆまず祈り」,平和と自制を含む霊の実を示せるよう,神の霊と神の助けを願い求めてください。(ローマ 12:12。ルカ 11:13。ガラテア 5:22,23)そしてまた,祈りのこもった態度で,神のみ言葉の助言を定期的に熟考し,その助言をいつも当てはめてください。
18 コリント第一 14章20節は,結婚していない者として貞潔さを保つことと,どのような関係がありますか。
18 貞潔な独身の立場を保つための別の助けは,性的な情欲を呼び起こすものを避けることです。言うまでもなく,その中にはポルノと不道徳な娯楽が含まれます。「悪に関してはみどりごでありなさい。そして,理解力の点では十分に成長した者となりなさい」と,パウロは述べました。(コリント第一 14:20)悪に関する知識や経験を求めるのではなく,その点に関しては賢明な考え方をし,神の助けを得て,みどりごのように無経験な,汚れを知らないものであってください。同時に,性的な不道徳と悪行がエホバの観点からは誤っていることを忘れてはなりません。
19 どの聖句は,独身者として貞潔さを保つための別の方法を示していますか。
19 自分の交わりに用心するのも,結婚していない者として貞潔さを保つための助けとなります。(コリント第一 15:33)性と結婚が生活や会話の中で大きなウエイトを占めているような人と交わるのを避けましょう。卑わいな冗談は何としても退けてください! パウロはこのような諭しを与えています。「聖なる民にふさわしく,あなた方の間では,淫行やあらゆる汚れまた貪欲が口に上ることさえあってはなりません。また,恥ずべき行ない,愚かな話,卑わいな冗談など,ふさわしくない事柄があってもなりません。むしろ感謝をささげなさい」― エフェソス 5:3,4。
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独身 ― 報いの多い生き方ものみの塔 1987 | 11月15日
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貞潔な独身の立場を保つための助け
◆ 霊の実を示せるように,定期的 に神の霊と助けを祈り求める
◆ 神のみ言葉の助言を熟考し,それをいつも当てはめる
◆ ポルノと不道徳な娯楽を避ける
◆ 交わりに用心する
◆ 汚れた話や卑わいな冗談を 退ける
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