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  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1987
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  • 孤独な心
  • 記録的な自殺者数
  • 仮面をはがれた占い師
  • 先端技術を用いたカンニング
  • ぞっとするような統計
  • 磁石による縫合
  • ガンの共通点
  • 至る所にいる,家のない人々
  • コンピューターの破壊者たち
  • 詳しすぎた描写
  • 偽の高級品
  • たばこ ― あなたは退けておられますか
    目ざめよ! 1996
  • 煙とともに消える無数の命
    目ざめよ! 1995
  • 喫煙はいつまでもなくならないか
    目ざめよ! 1981
  • 喫煙は本当にそれほど悪いことなのだろうか
    目ざめよ! 1991
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目ざめよ! 1987
目87 9/8 29–30ページ

世界展望

孤独な心

日本では花嫁を見つけることが難しくなってきている。なぜだろうか。若い男性の数が若い女性の数を上回っていることに加え,日本の“解放された”若い女性は急いで結婚することも,結婚して伝統的な型にはまることも望んでいないからである。最大の痛手を被っているのは農村部の独身男性である。喜んで共に働いてくれる日本人の女性を見つけることができない農家の息子たちは最近,アジアの他の国々の女性なら喜んで配偶者になってくれることに気づいた。一方,都市部の独身男性は,女性の心を勝ち得るための別の方法を試みている。アサヒ・イブニング・ニューズ紙によると,流行を追う東京の若者たちは,ガールフレンドの気を引くため,化粧品などに月平均1万7,900円を費やしている。しかし,こうした努力はいつも実を結ぶとは限らないようだ。東京の大学生で22歳になるある女性は,「男性が洗顔クリームや乳液ローションやヘア・ムースなどを付けているのを……待たねばならない」時に,自分や自分の友達が感じるいら立ちを訴えた。

記録的な自殺者数

フィンランドでは毎年,交通事故による死亡者数の2倍に相当する人々が自殺している。入手可能な最新の統計によると,1984年は自殺の記録的な年になり,合計1,231人が自らの命を絶った。そのうちの約80%は男性だった。それ以上に深刻なのは,自殺する若者の数が増えていることである。自殺は20歳から24歳までの若者の死因のおよそ45%を占めていることが分かった。1984年にフィンランドで自殺した最年少者は10歳の子供だったと伝えられている。

仮面をはがれた占い師

星を読んで個人の性格を分析し,その人の人生行路を予言できると主張する占星術者たちは,一般の人々と自分自身を欺いている,と米国カリフォルニア大学ローレンス・バークレイ研究所の研究員ショーン・カールソンは述べている。その科学者は,占星術者たちが行なえると語っている事柄を検査するために特に計画され,注意深く制御された研究を行なって,占星術者たちには星を読むだけで性格を判断できる特殊な能力はないことを突き止めた。カールソンによると,「占星術者たちは依頼者と向き合って座っている時に,依頼者の身体言語<ボディー・ランゲージ>からその欲求や望みや疑念を読み取るというほうが当たっている」。

先端技術を用いたカンニング

試験中のカンニングは何も新しいものではないが,ある新型の腕時計は500の単語を記憶できるため,今や先端技術を用いたカンニングが可能となった。ザ・オーストラリアン紙によると,一人の教師は,「その時計は実に厄介な代物だ。教師がその時計に気づかないでいると,あるいは試験官が油断していると,時計のせいで試験はどうしても信頼できないものとなる」と述べた。日本製のその腕時計は230オーストラリア㌦(約2万4,000円)で販売されており,忙しい人が大切な約束などを覚えられるように作られた。生徒はその時計についてどう考えているのだろうか。16歳の一生徒は,「この時計のことが先生に知られなければ最高だった」と語った。

ぞっとするような統計

今年は,交通事故,自殺,殺人,アルコール,違法な麻薬による死者の合計を上回る約35万人のアメリカ人が紙巻きたばこを吸って死亡するであろう,とアメリカ肺協会は述べている。ニューヨーク・ポスト紙の記事によると,米国の年間死亡者の17.2%は紙巻きたばこが原因で死亡しており,「第二次世界大戦とベトナム戦争を合わせたアメリカ人の戦死者数を超えている」。損失も多く,1年間で233億㌦(約3兆4,950億円)が治療費に充てられ,約304億㌦(約4兆5,600億円)に相当する労働と生産性が失われている。報告が示すところによると,成人の31%は紙巻きたばこを吸っている。

磁石による縫合

ソ連の外科医たちは糸で縫う代わりに磁石を用いて100以上の手術を行なってきた,とスプートニク誌は伝えている。「直径が腸管の直径に見合う二つの細い磁石の輪」を用いて腸が接合されてきた。磁石は切り離された腸の両端に一つずつ挿入される。「磁石は腸を安全に“癒着させ”,針による縫合に比べてはるかに治りの早い密閉状態を作り出す」と,スプートニク誌は述べている。この新しい方法は,密閉が不十分な縫合によって起こる手術後の合併症を減らし,縫い針によって他の組織が傷つくのを避けるために考案された。磁石の輪は残しておかれるが,支障や損傷はないと言われている。

ガンの共通点

ボイス誌の科学欄担当記者ラースロー・ドーサは,ハンガリーのブダペストで昨年開かれた「第14回国際ガン会議」で提出された研究成果を振り返り,「世界のガン事情の唯一の共通点は,吸わなければ発生を防げるにもかかわらず,世界各地でたばこがガンの最大の原因となっているという紛れもない事実である」と述べている。世界保健機関によると,肺ガン全体の90%は喫煙に起因している。さらに,腎臓ガンの患者全体の約半数は長年にわたるヘビースモーカーである。幾つかの国々では,すでに喫煙を規制する措置が取られている。ボイス誌によると,現在エジプト政府は,宗教指導者,医師,教師,軍人などにたばこをやめて,「他の国民に手本を示す」よう呼びかけている。喫煙を規制する同様の努力は,他の中東諸国においても進められているが,人々はこたえ応じているだろうか。種々の報告は,紙巻きたばこの消費量が伸びていることを示している。

至る所にいる,家のない人々

世界人口の四人に一人は,家を持っていないか,「悲惨で不健全な状況」のもとで暮らしている。国際連合の調査が明らかにしたところによると,少なくとも1億人の人々が,街路や橋の下,家の出入り口,廃屋の中で眠らなければならない。中南米では,そのような人々の20%が青年期の若者たちである。アフリカの諸都市では,市民全体の80%までがスラム街に住んでいる。米国では250万人が,英国では約25万人が家を持っていない。

コンピューターの破壊者たち

「コンピューター“掲示板”の巨大なネットワークの中で活動する新しい種類の破壊者たちが,疑うことをしない使用者のファイルを消去したりかく乱したりする手の込んだソフトを考案している」と,ニューヨーク・タイムズ紙は述べている。「そうしたものを考案する人たちは,他人が作ったものを壊して楽しんでいるのだろう」と,コンピューターコンサルタントのロス・M・グリーンバーグは語っている。中には非常に手の込んだプログラムもあるので,数か月間は正常なプログラムとして機能するが,その後,突如として破壊的な作用を及ぼす。

詳しすぎた描写

テレビのニュース・キャスターのブランドン・ブルックスは,泥棒よけの盗難予防装置を視聴者に見てもらえるよう,警察に自分の家の使用許可を与えた。翌週,ブルックスが夜のニュース番組のキャスターをしている間に,泥棒たちが彼の家に押し入り,家具やテレビやビデオテープレコーダーを含む多くの物品を盗んでいった。調査官たちは,泥棒がテレビを見て,ブルックスの家に精通し,盗難予防装置をうまくかわしたものとみている。

偽の高級品

あなたが1ポンド(約450㌘)につき約10㌦(約1,500円)で購入したその高級コロンビア産コーヒーは,期待したとおりの味がするだろうか。もしそうでないなら,あなたは価格詐取の被害者になっているのかもしれない。カナダのある調査の中で,85種類の高級コーヒーの品質検査が七つの異なった都市で無作為に行なわれた。検査を受けたコーヒーの中には,質の劣った豆だけしか含まれていなかったり,そうした豆が混入していたりしても,不当に高い価格で売られていたものが多かった。中には,普通の客が品質の劣るコーヒーと本当に品質の高いコーヒーの違いを見分けられないという事実を目ざとく利用してきた卸し売り業者もあった。グローブ・アンド・メール紙によれば,専門家たちは,「高級コーヒーなら大きさや形や色がそろっており,どの豆も同じように見えるはずだ」と主張している。小売業者たちは,“高級品”と表示された箱に入った標準以下のコーヒーが投げ売りされた一因は,ブラジルの昨年の干ばつにあると主張している。

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