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塵聖書に対する洞察,第2巻
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エホバは事を起こす何年も前にイザヤを通して,バビロンに王座から降りるよう預言的に呼びかけ,「バビロンの処女なる娘よ,下って塵の中に座れ。カルデア人たちの娘よ,王座のない地に座れ」と言われました。(イザ 47:1)バビロンは西暦前539年に,メディア人とペルシャ人により征服された時,その低められた状態に陥りました。
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塵聖書に対する洞察,第2巻
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塵を空中にほうり上げることや,人に向かって投げることは,その人を強く非としていることを示す一つの方法でした。アジアの一部の地域では,犯罪者に対する処罰を要求する行為として犯罪者に向かって塵を投げるのが習慣です。エルサレムにいた群衆は,不当にもパウロのある言葉に激怒し,『塵を空中にほうり上げる』ことによりパウロに対し敵がい心を表わしました。群衆は感情をあらわにした行動や言葉により,パウロを非としていることを軍司令官の前に明らかにしました。(使徒 22:22-24)同様にシムイも,『災いを呼び求めるため彼と並行して歩き,彼と並行して進みながら,石を投げ続け,沢山の塵を投げる』ことにより,ダビデの王権を非としていることを表わしました。―サム二 16:5-13。
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