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ソロモン諸島1992 エホバの証人の年鑑
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サンタクルーズ諸島でのまさに最初の巡回大会を開くために,巡回監督と地域監督が3週間後に到着することになっていました。しかし,大きな問題が一つありました。大会会場がないのです。すぐに,王国会館の土地を手に入れる努力が払われました。しかし,土地はどこにあるのでしょうか。ネンバには関心を持つ人が大勢いましたが,聖公会からの強力な反対がありました。困ったことに,伝統的な土地所有者たちは全員教会員で,自分たちの近所に王国会館を建てることに強く反対していました。それで,ネンバからカヌーを漕いで3時間のところにあるマロ島のジョン・メアルエの実家の村に建てることになりました。
開拓者たちがジョンに近づいてこの提案をすると,ジョンは,「それこそ私の前々からの願いです」と答えました。それで,まさにその日に猛烈な勢いで建設が始まりました。建設の途中で巡回監督が会衆の定期的な訪問のために到着し,巡回監督も建設作業に加わりました。大会のプログラムを聞きに来ると予想される大勢の人々を収容できるよう,屋根とステージ付きで,三方が壁のない,きちんと建てられた,こぎれいな草ぶきの会館が完成し,ちょうど大会に間に合いました。
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ソロモン諸島1992 エホバの証人の年鑑
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最近開かれたベランナの巡回大会には200人近い人が出席し,将来さらに拡大が見込まれています。
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