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「わたしたちにお話しください。そのようなことはいつあるのでしょうか」ものみの塔 1994 | 2月15日
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それら福音書の示すところによれば,この大患難は一挙に始まって一挙に終わるのではありません。大患難が始まった後も,不従順な人類の中の一部の人々はなお生きており,「人の子のしるし」を見て反応します。つまり,嘆いて,ルカ 21章26節にあるように,「人の住む地に臨もうとする事柄への恐れと予想から気を失います」。人を圧倒するようなその恐れは,自分たちの差し迫った滅びの前兆となる「しるし」を見るゆえに生じるのです。
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「わたしたちにお話しください。そのようなことはいつあるのでしょうか」ものみの塔 1994 | 2月15日
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21 将来の「しるし」はどのように生じますか。
21 ここで福音書筆者は3人共,次に進展する事態を紹介するに際し,トテ(その時)という語を用い,「その時,人の子のしるしが天に現われます」と述べました。(マタイ 24:30。マルコ 13:26。ルカ 21:27)第一次世界大戦以来,イエスの真の弟子たちは,イエスの目に見えない臨在の複合的なしるしを見分けてきましたが,ほとんどの人はそれを認めていません。しかしマタイ 24章30節は,将来さらに現われる「しるし」,つまり「人の子」のしるしを指し示しています。すべての国の人々はそれに注目せざるを得なくなります。イエスが,目に見えないことを表わす雲と共に来られる時,全世界の反対する人間は,イエスがそのようにして「来る」(ギリシャ語,エルコメノン)のを認めなければならなくなります。王としてのイエスの力が超自然的な仕方で現わされるからです。―啓示 1:7。
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