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あなたの聴力を守ってください目ざめよ! 2002 | 5月22日
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音の振幅つまり強さは,デシベル(dB)という単位で測られます。普通の会話は,およそ60デシベルです。聴覚機能訓練士によると,85デシベルを超える音にさらされる時間が長いと,やがて聴力を失う可能性が大きくなります。音が大きくなるほど,聴力へのダメージは早く及びます。ニューズウィーク誌(英語)は次のように伝えています。「電動ドリルの音(100dB)を2時間聞いても耳に問題はないが,騒々しいゲームセンター(110dB)に30分以上いる場合はそうはいかない。音量計測器の値が10デシベル上がると,人の耳には10倍うるさく感じられる」。120デシベルほどになると,苦痛を感じることが複数のテストによって確証されています。信じられないことですが,家庭用のステレオ機器の中には,140デシベル以上の音を出せるものもあります。―囲み記事をご覧ください。
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あなたの聴力を守ってください目ざめよ! 2002 | 5月22日
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[20ページの囲み記事]
身近な音のおよそのデシベル・レベル
• 息 ― 10デシベル
• ささやき ― 20デシベル
• 会話 ― 60デシベル
• 混雑時の路上 ― 80デシベル
• ミキサー(調理器具)― 90デシベル
• 通過する電車 ― 100デシベル
• チェーンソー ― 110デシベル
• 通過するジェット機 ― 120デシベル
• 猟銃の発射音 ― 140デシベル
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