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    エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
    • 録音再生機を自動車や船に取り付けて,屋根にスピーカーを載せることもありました。それは,音をさらに遠くまで届かせるためです。オーストラリアにいたバート・ホートンとバイ・ホートンは,大きな拡声器を載せたバンを運転していました。拡声器には,「王国の音信」という言葉が記されていました。ある年に,二人はメルボルン市内のほとんどの通りで,偽りの宗教を暴露した強烈な話や神の王国の祝福を説明した心温まる話を鳴り響かせました。その当時,クロード・グッドマンはインドで開拓奉仕をしていましたが,地元の言語で録音したレコードをサウンドカーと一緒に使えたので,市場や公園や道端など,どこでも人々のいる所で大勢の人に音信を伝えることができました。

      レバノンの兄弟たちが小高い山の上にサウンドカーを止めて講演を流すと,その音はふもとの谷まで届きました。村の人々は声の主が見えなかったので,神が天から話しておられると思って,おびえてしまうこともありました。

      しかし,兄弟たちが緊迫した場面にぶつかったことも幾度かあります。シリアではある時,ある村の司祭がテーブルに食事を残したまま,大きなつえを握りしめて外に飛び出し,サウンドカーから流れてくる聖書の話を聞きに集まっていた人々のもとに駆け寄りました。そして腹を立て,つえを振り回しながら,「やめろ! 命令だ。やめろ!」と大声で怒鳴りました。しかし兄弟たちは,みんなが司祭の言うことに同意しているわけではないことに気づきました。聞きたいと思っている人たちもいたのです。すぐに数人が司祭をそっくり抱え上げ,自宅まで連れ帰って食事のテーブルに戻してあげました。僧職者の反対があっても,エホバの証人は人々が聞く機会を必ず得られるよう勇敢に行動しました。

  • 公にも家から家にも宣べ伝える
    エホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
    • [567ページの図版]

      サウンドカーを使って聖書の真理を公共の場所で流した。時には何台も一緒に使うこともあった(写真はオーストラリア)

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