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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1993
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信仰のために闘った女性

スペインのカディスに住むエホバの証人,カリダード・バサン・リスタンは,3年前,緊急に手術を受けなければならなくなりました。胆石のため熱が出て,血流に有害物質が入り込んでいました。地元の病院に担ぎ込まれたとき,輸血を受け入れることはできないという聖書に基づく立場を説明しました。医師たちは輸血しないで手術することに同意してくれました。しかし,カリダードが手術室に入る直前になって,医師たちはある書類にサインするよう求めました。その書類の内容からすると,医師たちは輸血についてのカリダードの決定を喜んで尊重するものの,緊急事態が生じたなら,必要とみなされるあらゆる処置を施すことに同意してほしいと思っていたようでした。

病院に来ていた会衆の長老と,やはりエホバの証人であるカリダードの息子は,そのような書類に署名するのがどういうことを意味するかをカリダードに知らせました。もし署名すれば,緊急のとき医師たちに輸血を許可することになります。病院の職員が手術室に連れて行こうとしたとき,カリダードは書類にサインするつもりはないことを説明しました。するとすぐに病室に戻され,考えを変えるよう大変な圧力をかけられました。

何回か話し合った後,医師たちは判事を呼んできて説得してもらうことにしましたが,無駄でした。カリダードは,もし輸血するのを許せば,神に対して罪を犯すことになると感じていると説明しました。そして,モーセの律法下では,女性が強姦されそうになったとき,助けを求めて叫び声を上げることにより抵抗しなければ,女性は有罪とみなされたことを指摘しました。(申命記 22:23-27)「医師たちは私の意向を無視し,私の良心を踏みにじろうとしています。ですから,私は強姦されている時のように抵抗しなければなりません」とカリダードは言いました。

数時間が経過し,ようやく医師たちは輸血なしで手術することに同意しました。カリダードは手術室に入ると,エホバに祈ってもいいかと尋ねました。そして,カリダードは祈りをささげ,手術は成功しました。

ところが,カリダードの容態が悪化すると,医師たちは彼女の意向を無視して無理やり輸血することにしました。こうして,医師と看護婦は輸血の準備を始めました。衰弱していたにもかかわらず,カリダードは力を振り絞って抵抗しました。血が通ることになる管を何とかして噛み切ることさえしたのです。とうとう医師は,自分のしていることを恥ずかしく思い,輸血を断念して,「こんなことはできない。もうタオルを投げるよ」と言いました。

カリダードは危機を切り抜け,余病もなく快復しました。医師たちも看護婦たちも,カリダードの信仰と勇気には感心していました。そしてこの出来事はすべてカリダードが94歳のときに起きたのです。

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