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神への恐れ ―「知恵に向かう懲らしめ」ものみの塔 2006 | 8月1日
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「答えに歓び」があるとき
洞察力をもって語られる言葉は,どんな良い結果を生じさせるでしょうか。イスラエルのこの王は,「人は自分の口の答えに歓びを得る。時宜にかなった言葉は,ああ,何と良いものであろう」と述べています。(箴言 15:23)わたしたちの述べた答えやアドバイスが,従った人に良い結果をもたらすと,わたしたちは歓びを感じるのではないでしょうか。しかし,有益な助言を与えるためには,二つの条件を満たさなければなりません。
第一に,神の言葉 聖書にしっかり基づいて与えるべきです。(詩編 119:105。テモテ第二 3:16,17)第二に,適切な時に与えなければなりません。真実の言葉でも,適切な時に与えなければ害となる場合があります。例えば,相手の話をすべて聞かないうちにアドバイスするのは,賢明ではなく益にもなりません。「聞くことに速く,語ることに遅く……ある」ようにすることは,本当に大切です。―ヤコブ 1:19。
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神への恐れ ―「知恵に向かう懲らしめ」ものみの塔 2006 | 8月1日
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イスラエルのこの王は,陥りやすい落とし穴を避ける方法を示し,こう述べています。「義なる者の心は答えるために思いを巡らし,邪悪な者たちの口は悪い事柄をもってほとばしる」。(箴言 15:28)この格言に含まれる忠告は,実に有益です。単に口からほとばしり出た無分別で愚かな答えが何か良い結果を生むことはまずありません。他の人の境遇や感情など,関係しているかもしれない様々な要素を考慮すれば,後悔するようなことを言わずに済むでしょう。
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