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ラトビア2007 エホバの証人の年鑑
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「しりごみしなくてよかったと思います」
ヤーニス・フォルクマニスはソ連の重量挙げチャンピオンで,最後に出場した1993年3月の競技会ではラトビアのチャンピオンになりました。ヤーニスはこう述べています。「1992年,同僚のヤーニス・ツィエラブスが自分の聖書研究に参加するよう誘ってくれました。その経験がわたしの人生を変えました。ラトビアの重量挙げチャンピオンになって3か月後に王国伝道者となり,1993年8月にバプテスマを受けました。ジムで証言していたところ,コーチから文句を言われました。でも,しりごみしなくてよかったと思います。友人のエドゥアルズ・エイヘンバウムスとエドガルス・ブランツィスにその理由を話してもらいましょう」。
エドゥアルズ: 「ヤーニス・フォルクマニスから無料の聖書研究を勧められました。『本当に無料なら,今すぐに始めてもいいよ』とわたしは言いました。そしてわたしたちは研究を始めたのです。学んでみて,確かにそのとおりだと思いました。特に復活の教えは,霊魂不滅の教理よりも納得がいきました。妻も研究し始め,1995年に二人でバプテスマを受けました」。
エドガルス: 「ヤーニスはジムで熱心に証言していました。わたしは聖書研究を4回も勧められましたが,そのたびに断わっていました。でも『ものみの塔』誌と『目ざめよ!』誌,および『あなたは地上の楽園で永遠に生きられます』という本は受け取りました。その一方で,『これほど有名なスポーツ選手がどうして聖書に関心を持つようになったのだろう』と不思議に思っていました。そして,とうとう好奇心に負けて,研究するようになりました。その結果,1995年にバプテスマを受け,現在では特別開拓者として奉仕しています」。
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ラトビア2007 エホバの証人の年鑑
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[207ページの図版]
ヤーニス・フォルクマニスは,ラトビアの重量挙げチャンピオンになって3か月後,王国伝道者になった
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