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『戦いはエホバのものである』ものみの塔 1989 | 1月1日
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崇拝はエホバにのみ属しているので,彼らは国家の表象物に身をかがめたり,そういうものに喝采を送ったりすることを避けるのです。(申命記 4:23,24; 5:8-10; 6:13-15)彼らはエホバを自分たちの命に関する主権者なる主であるとし,妥協することなく,エホバを,「この方だけ」を崇拝します。(マタイ 4:8-10。詩編 71:5; 73:28)
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『戦いはエホバのものである』ものみの塔 1989 | 1月1日
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17 (イ)英国の歴史家トインビーは,どんな事態が発展したことについて警告を発しましたか。(ロ)現代のゴリアテ級は,神の民の忠節をどのように試みていますか。
17 有名な英国の歴史家アーノルド・トインビーは,現代において「不気味な形態の,主権国家に対する異教的な崇拝」が発展したことについて警告を発し,それを,「部族主義という古い瓶の中にある,民主主義という新しいぶどう酒が腐敗したもの」とも描写しました。自分の国が他のすべての国にまさっていると主張し,国家の崇拝にまで進む人々は,支配者たちに翻弄され,良くても悪くても自分たちの政策を遂行しようとする支配者たちから統制を加えられてきました。その結果ゴリアテ級が立ち上がり,故国を愛してはいても,国家とその象徴に対する崇拝を拒む神の民の忠節を試みました。
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