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敬虔な服従を示すために行なわなければならない事柄ものみの塔 1993 | 2月1日
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家庭内での敬虔な服従
13 家庭内で敬虔な服従を示すため,家族の成員は何を行なう必要がありますか。
13 家庭内では,夫または父親が頭の役割を果たします。そのためには,妻がエフェソス 5章22節と23節で与えられている次の助言に注意を払う必要があります。「妻は主に対するように自分の夫に服しなさい。夫は妻の頭だからです。それは,キリストが会衆の頭であり,この体の救い主であられるのと同じです」。a 子供たちについて言えば,子供たちも自分独自の規則を作るのではなく,父親と母親に対して敬虔な服従を示す義務があります。パウロがエフェソス 6章1節から3節で説明しているとおりです。「子供たちよ,主と結ばれたあなた方の親に従順でありなさい。これは義にかなったことなのです。『あなたの父と母を敬いなさい』とあり,これは約束を伴った最初の命令です。すなわち,『それはあなたにとって物事が良く運び,あなたが地上で生き永らえるためである』」。
14 敬虔な服従を示すため,家族の頭は何を行なう必要がありますか。
14 もちろん,夫や父親が自ら敬虔な服従を示すなら,妻や子供もそうした敬虔な服従を示しやすくなります。夫や父親は,聖書の原則,例えばエフェソス 5章28節と29節また6章4節にある次の原則に調和して頭の権を行使することにより,敬虔な服従を示します。「このように,夫は自分の体のように妻を愛すべきです。妻を愛する人は自分自身を愛しているのです。自分の身を憎んだ者はかつていないからです。むしろ人は,それを養い,また大切にします。キリストが会衆に対してするのと同じです」。「父たちよ,あなた方の子供をいら立たせることなく,エホバの懲らしめと精神の規整とをもって育ててゆきなさい」。
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敬虔な服従を示すために行なわなければならない事柄ものみの塔 1993 | 2月1日
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a ある開拓奉仕者は,自分の妻の敬意と愛ある支えはすばらしいと,ある独身の開拓者に言いました。その独身の開拓者は,その人が奥さんの他の特質についても何か言ったらよかったのにと思いました。しかし数年後,その独身の開拓者は自分も結婚した時に,妻の側の愛ある支えが幸せな結婚生活にとっていかに大切かということを実感しました。
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