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オセアニア2017 エホバの証人の年鑑
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療法士へのプレゼント
ニューカレドニアの開拓者の姉妹アニェスは,腕を痛めたために理学療法士のところへ行くことになりました。アニェスを治療するあいだ療法士の女性は,今まで多くの人が苦しむのを見て,神は残酷な方なんだろうかと考えてしまう,と話してくれました。アニェスは無言で祈り,エホバを擁護する機会が与えられたことに感謝しました。そして,「いつの日か苦しみはなくなりますか」のパンフレットを見せ,啓示 21章3,4節を読みました。
療法士は言います。「今あなたが読んでくれた聖句は,わたしの聖書にはないと思う。福音書しかないから」。そして,アニェスがエホバの証人だと知ると,出身地であるチリで証人たちに会ったことがある,と言いました。
アニェスは,チリについての支部の報告がJW Broadcasting<ブロードキャスティング>にあることを思い出しました。それで次の訪問の時,タブレットを持って行ってそのビデオを見せました。チリのベテルや大会ホールを見て,療法士は感動していました。そしてアニェスは言います。「これは2つ目のプレゼントですが,全巻そろった聖書です。これで,先週わたしが読んだ啓示 21章3,4節を読めますよ!」 療法士はいすから思わず立ち上がり,アニェスを抱きしめて言いました。「素晴らしいプレゼントを2つもありがとう!」
ニューカレドニア: 理学療法士は感動した
次に訪ねた時,アニェスは「聖書は実際に何を教えていますか」の本を持って行き,地上の苦しみの原因についてさらに説明しました。療法士は,休暇でチリに帰るので,この本を持って行って最後まで読む,と言いました。
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