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目ざめよ! 2008
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だれかが設計?

味覚

■ 好きな食べ物を一口かんでみてください。すると,すぐに味覚が働き始めます。この驚くべき機能は,一体どんな仕組みになっているのでしょうか。

考えてみてください: 舌には,口や喉などと同じく,味蕾と呼ばれる一群の細胞が備わっています。その多くは,舌の上面の乳頭の中にあります。一つの味蕾には,100個もの受容器細胞が含まれており,その各々が,酸っぱさ,塩辛さ,甘さ,苦さ,という四つの味のいずれかを識別できます。a 辛さ,というのは全く別物です。香辛料が刺激するのは味蕾ではなく,痛みの受容器なのです。それはともかく,味覚の受容器細胞は知覚神経とつながっており,知覚神経は食べ物の中の化学物質から刺激を受けると,すぐさま信号を脳幹下部に送ります。

しかし,味覚に関係しているのは口だけではありません。鼻の中にある500万個のにおい受容器 ― 1万種類のにおいを嗅ぎ分けられる ― も,味覚の機能において重要な働きをしています。いわゆる味の約75%は,実際には嗅いだにおいから生じる,と言われています。

科学者たちは,化学的なガスセンサーを人工嗅覚として用いる電気化学的な鼻を開発しました。しかし,「リサーチ/ペンシルバニア州立大学」という資料には,神経生理学者ジョン・カウエルの次のような言葉が引用されています。「見事なまでに麗しく精緻な生物そのものに比べると,人工的などんな装置も,極めてお粗末な代物に思えてくる」。

味覚が食事の楽しみを増し加えるということは,だれも否定できないでしょう。しかし研究者たちは,味の好みに個人差がある理由をまだ解明できていません。サイエンス・デーリー(英語)はこう述べています。「科学は人体の基本的な機能を幾つも解明してきたと言えるかもしれない。しかし,味覚と嗅覚は,いまだに幾らか謎に包まれている」。

どう思われますか: 味覚は偶然に生まれたのでしょうか。それとも,だれかが設計したことを証明しているのでしょうか。

[脚注]

a 近年,一部の科学者たちは味覚の一つに旨味を加えるようになりました。旨味とは,グルタミン酸塩に特有の味を表現する言葉です。そのうち特に有名なのが,グルタミン酸ナトリウムという調味料です。

[26ページの図/図版]

(正式に組んだものについては出版物を参照)

舌の断面図

[図]

乳頭突起

[クレジット]

© Dr. John D. Cunningham/Visuals Unlimited

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