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聖書に対する洞察,第2巻
洞-2 「説話」

説話

(せつわ)(Fable)

作り話,虚構,神話,作り事,偽り事。ギリシャ語ミュートスの訳。ミュートスは,テモテ第一 1章4節,4章7節,テモテ第二 4章4節,テトス 1章14節,ペテロ第二 1章16節に見られます。

ミュートスは,ある事柄の明白な真の本質を意味するアレーテイアすなわち「真理」の反意語です。ガラテア 2章5節では,「良いたよりの真理」という表現によって,福音に関する真の教えとその曲解とが対比されています。使徒たちは,真理から作り話へそらされる危険に関してクリスチャンに警告しました。そのような作り話は実際のところ根拠のないもので,人間の想像の所産だったからです。ユダヤ教はそのような作り話で満ちていて,長老たちの伝承がいわゆる口頭律法と言われるものを形成し,それがタルムードに組み込まれるようになりました。1世紀当時のキリスト教の主要な対抗勢力であったユダヤ教は,異教の哲学や教えによる影響を多分に受けていました。

これらの作り話の一例として,パレスチナ(エルサレム)タルムードにある次の話を考慮してください。「R・サムエル・ベ(ン)・ナフマンは,R・ヨナタンの名において言った。『薄板[モーセはそれらの上に十のおきてを授かった]は,長さが6手幅で,幅は3手幅だった。そして,モーセは2手幅をつかんでおり,神は2手幅をつかんでおられた。そのため両者の指の間には2手幅の間隔があった。そして,イスラエル人が子牛をあがめていた時,神はモーセの手から薄板を奪い取ろうとされた。しかし,モーセの手は非常に強力だったので,モーセは神から薄板を奪い取った』」。話は続いて,次にそれらの書き板から「文字が飛び去り」,その結果,「その書かれていた文字がそれらを支えていた」ために,薄板は「モーセの手には重過ぎるようになり,落ちて,砕けた」となっています。―「タアニート」,V,116,117ページ,A・W・グリーナップ訳。

外典の書は,ダニエルがピッチと油脂と毛髪を混ぜ合わせたもので巨大な竜を殺した話や(ダニエル 14章22-26節への追加,ドウェー),トビアが巨大な魚の心臓と胆嚢と肝臓から治療や悪魔払いをする力を得た話のように,想像上の偽りの物語で満ちあふれています。―トビア 6:2-9,19,ドウェー。

クリスチャンは作り話を退けるべき テモテ第一 1章4節で,パウロは作り話に注意を寄せたりしないようクリスチャンに指示しています。そうした作り話は真の益をもたらさない調査研究にクリスチャンを巻き込み,彼らの思いを真理からそれさせてしまう恐れがあります。このような作り話の中には,世的な習慣に囲まれて生きてきた老いた女たちが語るたぐいのものもありました。それらは神の聖なる義の規準を犯します。(テモ一 4:6,7; テト 1:14)使徒ペテロはペテロ第二 1章16節で,作り話(架空のものであるばかりか,できればクリスチャンをそれさせようとして人為的かつ巧妙に考え出された)に言及し,それらを自らが目撃者となった変ぼうに関する,事実に基づく真実の記述と対比させています。(マル 9:2)パウロは,テモテ第二 4章3,4節で,将来,ある時代に人々は真理よりもむしろ作り話に進んで,それて行くと予告しました。

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