パンフレットの配布に一層力を込める
1 エホバの証人が米国ペンシルバニア州ピッツバーグにおいて情報豊かな聖書のパンフレットを印刷し,配布し始めたのは1880年のことでした。100年以上も後の今日,パンフレットの配布は,依然としてわたしたちの公の宣教の一部となっています。その重要性は,「ペンシルバニア州のものみの塔聖書冊子(パンフレットの意)協会」という法人名の中で強調されています。―マタイ 24:14。
2 ここ数年,幾つかの「王国ニュース」のパンフレットが印刷されてきました。そのうちのあるものは,新しく発表された書籍を紹介する目的を持っていました。それ以外のものを用いては,簡潔で時宜にかなった音信を携えて区域内のあらゆる人々に達する特別な努力が払われました。多くの伝道者たちは,その後もずっとパンフレットを用い,友好的な家の人すべてに渡したり,通常は不在の家の戸口に置いてきたりしています。このすべては際立った成功を収めてきており,王国の音信に対する関心を呼び起こし,この時代に対する聖書の音信に人々の注意を向けています。―エゼキエル 3:18,19。啓示 22:17。
3 パンフレットの効果性が証明されていることを考慮し,今後4か月間,パンフレットの配布を増し加えるための特別な努力が払われます。「王国ニュース」第30号(地球は瀬戸際に立たされていますか)を1月に用います。2月には,「ハルマゲドンは近付いていますか」のパンフレットに努力を集中します。3月には「王国ニュース」第32号を,4月には「王国ニュース」第33号を取り上げます。協会は,会衆からの注文に応じて,どのパンフレットでもお送りできます。既に手元にパンフレットの在庫のある会衆は,それらを使い切っていただきたいと思います。そのことを考慮に入れて,必要部数を1,000枚単位で注文してください。それぞれの「王国ニュース」の寄付額は,「寄付額表」に記されています。
4 これらのパンフレットには,区域内の人々にとって大切な音信が含まれています。どのようにパンフレットを用いることができるでしょうか。通常の家から家の奉仕に関連して,雑誌や月ごとの文書の提供物と共に用いることができます。すべての人は,いつでも十分のパンフレットを携えて行き,各家の人に一部を無料で手渡すよう努めることが勧められています。不在の家の戸口に1部を残すこともできますが,通行人に見えないことを確かめてください。不在の家にパンフレットを置けば,あとで会話をする糸口となるかもしれないことを忘れないでください。関心を示した人たちは他の文書を受け取るかもしれず,そのことから聖書研究につながることがあり得ます。
5 幾らかのパンフレットを携えて行って,仕事で接する人々,職場の同僚,学校の先生や学友にぜひ渡してください。親族や近所の人々にも提供してください。これらのパンフレットは,非公式の証言をする際,特に役立ちます。新しい伝道者や年若い伝道者は,パンフレットの配布が,王国の音信を広める業に一層あずかる優れた方法であることに気づかれるでしょう。
6 来たるべき事柄に関する警告を鳴り響かせ,良いたよりを知らせるこの特別な業に十分あずかるべく,わたしたちの払う一致した努力をエホバが祝福してくださいますように。―イザヤ 52:7。