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南アフリカ2007 エホバの証人の年鑑
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ナミビアのさまざまな人種グループに聖書の真理を伝えることは簡単ではありませんでした。ヘレロ語,クワンガリ語,ンドンガ語など,現地語の聖書文書は全くなかったのです。当初は,教育のある地元の聖書研究生が,土地のエホバの証人の監督のもとでパンフレットやブロシュアーを幾らか翻訳しました。そのころ特別開拓者だったエスター・ボーンマン姉妹はクワニャマ語を学び,もう一つの現地語に加えてクワニャマ語も話せるようになりました。ボーンマン姉妹は,ンドンガ語を話すエイナ・ネクワヤ姉妹と共に「ものみの塔」誌を翻訳しました。こうして,一部の記事がクワニャマ語に,他の記事がンドンガ語に翻訳された雑誌が発行されたのです。どちらの言語もオバンボランドで用いられ,そこに住むほとんどの人が理解できます。
1990年には,設備の整った翻訳事務所がウィントフークに開設されました。翻訳者は増員され,今ではクワニャマ語とンドンガ語に加え,ヘレロ語,クワンガリ語,コエコエ語,ンブクシュ語にも聖書文書が訳されています。アンドレ・ボーンマンとスティーブン・ジャンセンがこの事務所を監督しています。
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南アフリカ2007 エホバの証人の年鑑
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ナミビアの翻訳事務所
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