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どのように『一人一人に答える』べきですかものみの塔 2014 | 5月15日
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例えば,神がイエスより上位の方であることを説明するのに,次のような方法が使えるかもしれません。まず,神もイエスも互いの関係を父と子の関係になぞらえた,と述べることができます。(ルカ 3:21,22。ヨハ 14:28)その点を述べてから家の人に,「あなたは,二人の人が同等であることを言いたい場合,どんな家族関係に例えますか」と尋ねます。家の人は,兄弟とか双子とか,答えるかもしれません。そうしたら,「その例えは本当に自然だと思います」,と述べてから,こう言えるかもしれません。「わたしたちでもこうした例えがすぐに思い浮かぶのですから,偉大な教え手であったイエスが,これを思いつかなかったはずはありませんね。イエスは神を父と呼びました。神が自分より年上で,より大きな権威を持っておられることを示したのです」。
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どのように『一人一人に答える』べきですかものみの塔 2014 | 5月15日
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8,9. (イ)イエスは神と同等だと信じている人と筋道立てて話し合う際,どんな方法を用いることができますか。(ロ)ほかにも効果的な方法がありますか。
8 場面1: イエスは神と同等だと信じている人に会う。この問題について筋道立てて話し合うために,どんな聖句を使えますか。ヨハネ 6章38節を読むよう勧めることができます。その聖句によると,イエスはこう述べています。「わたしは,自分の意志ではなく,わたしを遣わした方のご意志を行なうために天から下って来たからです」。その聖句を説明した後,こう質問できるかもしれません。「イエスが神であるなら,だれがイエスを天から遣わしたのでしょうか。その方はイエスより偉大な方ではないでしょうか。遣わすほうは遣わされるほうより上ですから」。
9 フィリピ 2章9節を読むこともできます。使徒パウロはその聖句の中で,イエスの死と復活の後に神が行なわれたことを,こう説明しています。「神は彼[イエス]をさらに上の地位に高め,他のあらゆる名に勝る名を進んでお与えになったのです」。その聖句について筋道立てて考えることができるよう,こう質問するとよいでしょう。「イエスが死ぬ前に神と同等で,後に神によってさらに高い地位に就けられたのなら,イエスは神より上位にあることになってしまいます。でも,だれも神より上にはなれませんよね」。このようにして考えてもらえば,神の言葉に敬意を払う正直な心の持ち主は,もっと調べてみようという気になるかもしれません。―使徒 17:11。
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