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全地で宣べ伝えて教える2008 エホバの証人の年鑑
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タンザニア
2005年10月,孤立した区域を奉仕するキャンペーンの期間中に,イリンガ会衆の9人の兄弟たちが,75㌔ほど離れたパワガへ向かいました。その区域には孤立した伝道者の兄弟が住んでいると聞いていたので,多くの人に尋ねて回り,ようやくその兄弟を捜し当てました。兄弟の話によると,そこに20年以上住んでおり,タンザニアでの王国の業はまだ禁令下にあると思っていたそうです。それまでずっと他の人々に証言を行なっており,聖書の音信に深い関心を抱いている人が何人かいるとのことでした。イリンガ会衆から来た兄弟たちは,人々の関心をはぐくむ目的で,自発的にパワガに2週間とどまりました。2006年には正規開拓者が2人,その村に移転して,肥沃な区域を世話するようになりました。孤立した伝道者だった兄弟も霊的な援助を受け,今ではこの村に9人の伝道者から成る群れがあります。現在は木の下で集会を開いていますが,地元の資材を使って小さな集会所を建てる計画が進められています。
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全地で宣べ伝えて教える2008 エホバの証人の年鑑
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[46ページの図版]
タンザニアのパワガの人々と,『聖書の教え』の本を研究する
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