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警告する機会をもっと活用できますかものみの塔 2013 | 10月15日
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「マーケット通りを行く」(A Trip Down Market Street)という無声映画には,20世紀初めの米国サンフランシスコの生活風景がありありと描かれています。手回しの撮影機をケーブルカーの前方に固定し,人でにぎわう大通りを撮影した映画です。そこには馬車や初期の自動車に加え,買い物客や新聞の売り子などの行き交う様子が映し出されています。
しかし,1906年4月18日,大地震と火災でこの一帯は壊滅状態になり,数千人の命が失われました。この映画は,その少し前に撮影されたと考えられます。生き生きとした表情が写されている人の中には,数日後に命を落とした人もいることでしょう。撮影者の子孫の一人スコット・マイルズはこう語ります。「映画に出てくる人たちは,自分の身に何が起きるかを全く知りません。本当に気の毒です」。
1906年,突然の地震とその後の火災により,サンフランシスコ中心街は壊滅的な被害を受けた
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警告する機会をもっと活用できますかものみの塔 2013 | 10月15日
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1906年の地震を生き延びたある男性は,それを「一つの州や都市を襲った最悪の災害」と呼んでいます。
日常の活動で出会う人たちに証言するためのあらゆる機会をとらえましょう
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