夏の時期を賢明に用いなさい
1 学校に通う子供たちは,夏に何を計画しているのかとよく尋ねられます。また,学校が始まると夏に何を行なったかについて報告を求められるかもしれません。実際わたしたちすべては,若者も年配の者も,『わたしは夏に何をする計画を立てただろうか。夏が終わった時,有意義で,実りの多い報告をすることができるだろうか』と自問するとよいでしょう。『自分のために,よい時を買い取る』ようにという助言に留意するなら,そうすることができます。―エフェソス 5:15,16。
大会から益を得る
2 わたしたちすべてが計画の中に含めておくべきことの一つは,「清い言語」地域大会に出席することです。エホバの賛美者として何を学び,どんな点を生活に適用できるかを調べるために後ほどノートを復習するのは良いことです。エフェソス 4章25節には「おのおの隣人に対して真実を語りなさい」と励まされています。最も身近な隣人は,自分の家族の成員です。大会のプログラムで与えられたすばらしい霊的食物について自分の家族や霊的家族の成員と話し合うことができます。そうすることにより,「エホバの名を呼び求め,肩を並べて神に仕える」よう互いに助け合うことになります。―ゼパニヤ 3:9。
野外宣教に参加する
3 7月と8月中,わたしたちは,「学校」のブロシュアー以外のブロシュアーを提供します。この2か月間あらゆる機会にブロシュアーを提供するため,できるだけ多く宣教に参加する計画を立てましたか。夏の月々,夕方の証言に参加できるかもしれません。多くの人は夕方は家にいて,ゆったりとくつろいでいるようですから,王国の良いたよりについて家の人と話し合うことはさらに容易になります。―イザヤ 50:4。
4 大会や休暇で旅行の計画があるなら,ブロシュアーを何冊か持って行き,非公式の証言の機会をとらえてください。また休暇などで家を離れる場合には,旅行先の王国会館の所在を確かめておいて集会に出席したり,地元の兄弟姉妹たちと共に野外奉仕に参加したりすることができるかもしれません。このことはわたしたちと交わる兄弟たち双方に励ましの源となるはずです。―ローマ 1:12。
5 もし月末に会衆を留守にするなら,翌月の6日に書記が送る報告に含められるよう十分前もって書記に奉仕報告を郵送すべきです。
研究司会に励む
6 例年,聖書研究生と研究司会者双方の帰省や休暇などが重なるため,夏の時期の聖書研究の数がかなり減少しています。幾週も研究が司会されないままにせず,むしろ留守中会衆のだれかに研究を司会してもらうよう取り決めることができるかもしれません。定期的に霊的食物を取り入れる必要性を研究生に銘記させるため,できるかぎり定期的に研究を司会するのは良いことです。
7 区域で関心のある人を見いだしたなら,できるだけ早くその関心を高めるようにしてください。もし家の人がブロシュアーを受け取るなら,その場で一緒に数節を考慮する方法を実際に示せると提案することができます。それから,明確な時間に再訪問することを取り決めて研究を続けるよう努力すべきです。
8 わたしたちすべては,1990年の夏を振り返って,『健全な言葉の型を保つ』点で,またエホバの言葉から真理の健全な言葉を学ぶよう他の人を助ける点で,エホバの献身した僕として本当に賢明に時間を用いたと感じることができますように。―テモテ第二 1:13。