-
自由,そして再び禁令2015 エホバの証人の年鑑
-
-
トレダノの覚書には,エホバの証人の出版物の輸入を禁止する計画について述べられている
トルヒーヨとバチカンが結んだ協定を後ろ盾に,エホバの証人を根絶するため,政府への働きかけを強めました。カトリックの司祭オスカル・ロブレス・トレダノは内務長官のビルヒリオ・アルバレス・ピナに覚書を送り,「『エホバの証人』の一派がもたらす脅威に,ドミニカの人々の道義心を呼び覚ます」ため,自分が払っている努力を政府に支援していただきたい,と要請しています。
-
-
カトリック教会とトルヒーヨ2015 エホバの証人の年鑑
-
-
1954年,トルヒーヨはローマへ行き,法王との協定に署名します。トルヒーヨの側近だったヘルマン・オルネスはこう書いています。「ドミニカ教会は圧倒的にトルヒーヨ寄りだった。[このことは]“総統”[トルヒーヨ]にとって大きな後ろ盾となった。大司教リカルド・ピティニとオクタビオ・ベラスに率いられた聖職者たちは,その政権の主要な宣伝者だった」。
-