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ベネズエラ1996 エホバの証人の年鑑
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テオドロ・グリーシンガー(この人のことは後にも出てきます)
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ベネズエラ1996 エホバの証人の年鑑
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ビクトル・メヒアスがバプテスマを受けた1950年に,カラカスにいた別の若い男性,テオドロ・グリーシンガーは,宣教者としての奉仕を始めたばかりのロナルド・ピアースに,「啓示の書の666という数字の意味について教えてください」と頼みました。テオドロは亡くなった父親が残したドイツ語の大きな聖書を持っていて,時々それを読んでいました。「私は過去についてはそれほど興味がなくて,将来のことに興味がありました。その,これから先に起きることが啓示の書の中で言及されていたのです」と,テオドロは説明します。ピアース兄弟の説明に満足したテオドロは,「神を真とすべし」という本を研究しましょうというピアース兄弟の提案を受け入れました。その本はスペイン語,テオドロの聖書はドイツ語,教え手と生徒が話していたのは英語でした。進歩は目ざましく,1951年,テオドロは開拓者になり,翌年には特別開拓者としてプエルトラクルスで奉仕するという割り当てを受け入れ,1954年にギレアデ学校を卒業し,その後ベネズエラで巡回監督として奉仕しました。
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ベネズエラ1996 エホバの証人の年鑑
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下: ネイサン・ノア(左)と,通訳のテオドロ・グリーシンガー,1962年
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