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どのように答えるべきかをわきまえる神権宣教学校の教育から益を得る
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会衆の集会で注解する
クリスチャン会衆の集会では,自分の信仰を公に宣明する機会が何度もあります。その一つは,質問にこたえて注解することです。どのように注解すればよいでしょうか。エホバをほめたたえたい,賛美したいという気持ちで行なうのです。詩編作者ダビデも,「集合した群衆の中で」そうしました。(詩 26:12)また,使徒パウロが強く勧めたように,仲間の信者を励まし,「愛とりっぱな業」を鼓舞するようなかたちで注解すべきです。(ヘブ 10:23-25)資料を前もって研究しておけば,これを行ないやすくなります。
指名されたなら,簡潔で明瞭な短い注解をしましょう。節の内容をすべて含めるのではなく,一つの点だけにしてください。答えの一部だけを述べれば,さらに注解する機会を他の人に譲ることになります。資料に引照されている聖句を際立たせることは特に有益です。そうする際には,聖句の中でも,そこで扱われている点と関係のある部分に注意を引くよう努めましょう。節の一部をそのまま読むよりも,自分の言葉で注解することを学んでください。注解を自分の思ったとおりに言えなかったとしても,心配する必要はありません。だれでも時々そうした経験をするものです。
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