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  • 9 アイデンティティー
    目ざめよ! 2018 | No. 2
    • 強風の中,青年と木がしっかり立っている。

      しっかりとしたアイデンティティーがあれば,嵐が来ても平気です。

      YOUNG PEOPLE

      9 アイデンティティー

      どういうことですか

      アイデンティティーといっても,IDカードのように単に名前や外見のことを言っているのではありません。価値観や信条,個性も含まれます。それは,内面や外見を含む“あなたらしさ”そのものです。

      なぜ大切ですか

      しっかりとしたアイデンティティーを持っているなら,周囲の意見に振り回されることなく,自分の信念を貫けます。

      「多くの人は,ショップに飾られているマネキンのようです。自分ではなく他の人が選んだ服を着せられているからです」。エイドリアン

      「大変な時でも,正しいことを貫けるようになりました。基準を尊重してくれて,一緒にいて自分らしくいられるのが良い友達です」。コートニー

      聖書のアドバイス: 「今の体制によって形作られるのをやめてください。かえって,考え方を新しくすることによって自分を変化させましょう」。(ローマ 12:2)

      何ができますか

      自分の長所,短所,ポリシーを分析して,今の自分を知り,なりたい自分を思い浮かべます。そのために,まず,以下の質問に答えてみましょう。

      長所: 自分にはどんな才能やスキルがあるだろうか。強みは何だろうか。(時間や期限を守れる,セルフコントロールができる,勤勉である,心が広い,など。)他の人のためになることを何かしているだろうか。

      試してみましょう: 自分には良いところなんて何にもない,と思いますか。自分の長所はどこか,親や信頼できる友人に聞いてみましょう。同時に理由も聞きましょう。

      聖書のアドバイス: 「一人一人,自分の行いについてよく考えましょう。そうすれば,人と比べて喜ぶのではなく,自分自身のことを喜べます」。(ガラテア 6:4)

      短所: 自分のどの部分がまだまだだと思いますか。どういうときに,誘惑に負けてしまいがちですか。もっと自分をコントロールしなければならないところはありますか。

      聖書のアドバイス: 「『自分には罪がない』と言うなら,私たちは自分を欺いているので[す]」。(ヨハネ第一 1:8)

      ポリシー: 自分はどんな信念を持って行動しているのか。なぜ,そうしているのか。自分は神様の存在を信じているか。どんな証拠からそれを確信したのか。どんな行動は正しくないと思うか。なぜそう思うのか。将来はどうなると信じているか。

      聖書のアドバイス: 「思考力があなたを見守り,識別力があなたを保護する」。(格言 2:11)

  • 10 信頼性
    目ざめよ! 2018 | No. 2
    • 若い女性が銀行で支払いをしている。

      親の決めたルールは,支払いの期日と似ています。きちんと守れば,あなたの信用は増します。

      YOUNG PEOPLE

      10 信頼性

      どういうことですか

      信頼性のある人は,親や友人,上司から高い評価を受けます。ルールや約束を守り,うそをつきません。

      なぜ大切ですか

      ほとんどの場合,親からどれほどの自由を認めてもらえるかは,今まで得てきた信用度と比例します。

      「親に信頼してもらう一番の方法は,親の前であってもなくても人として責任ある行動を取ることです」。サライ

      聖書のアドバイス: 「いつも立派に行動してください」。(ペテロ第一 2:12)

      何ができますか

      信頼してもらうにしても,失った信用を取り戻すにしても,次のアドバイスは役に立ちます。

      正直に話します。うそをつくと,一発で人からの信用を失います。逆に,いつも正直かつオープンに話し,自分が失敗したときにもそうするなら,他の人から信頼してもらえるようになります。

      「何もないときは正直でいられます。でも,自分に不都合なときでも正直であるなら,より信頼されるようになります」。ケイマン

      聖書のアドバイス: 「何事においても正直に行動したいと願っています」。(ヘブライ 13:18)

      信頼できる人になります。米国のある調査によれば,人事担当者の78%が信頼性を「新入社員に求める素質のトップ3」に挙げています。今から信頼できる人になっておけば,大人になってからもうまくやっていけるでしょう。

      「親にガミガミ言われる前に,きちんと家事を行うと一目置かれます。進んで行えば行うほど,親は信頼してくれるようになります」。サラ

      聖書のアドバイス: 「私はあなたが応じてくれることを確信して……います。あなたは私が言う以上のことをしてくれるに違いありません」。(フィレモン 21)

      継続は力です。見てすぐに分かる体の成長とは違い,感情面やメンタル面での成長を分かってもらうには時間がかかるものです。

      「親や他の人たちの信頼をすぐに得ることができる特効薬のようなものはありません。責任ある行動を取り続けることで,どんどん信頼してもらえるようになります」。ブランドン

      聖書のアドバイス: 「辛抱強さを身に着けましょう」。(コロサイ 3:12)

  • 11 地道に努力する
    目ざめよ! 2018 | No. 2
    • 若い女性がランニングしている。

      一生懸命働くことは,エクササイズのようです。今もこれからもあなたのためになります。

      YOUNG PEOPLE

      11 地道に努力する

      どういうことですか

      地道に努力する人は,働くことを嫌がったりしません。自活するため,また他の人を助けるために,たとえ地味な仕事でも一生懸命に行います。

      なぜ大切ですか

      好き嫌いにかかわりなく,人生にはしなければならないことがたくさんあります。何とかして楽しようとする人が多い中で,働き者であることは評価されます。(伝道の書 3:13)

      「一生懸命働けば,自信や満足感を持てることが分かりました。満足感があるので,働くのが好きになりました。仕事に真面目に取り組んでいると,評判も良くなります」。レヨン

      聖書のアドバイス: 「あらゆる勤勉な働きには価値がある」。(格言 14:23)

      何ができますか

      仕事に対するモチベーションを上げるために,次のことをやってみましょう。

      上達していくプロセスを楽しみます。家事,宿題,仕事など,何をするにしても,集中して行います。きちんとできたら,次にスピードやクオリティーを上げてみましょう。上達すればするほど,楽しめるようになります。

      聖書のアドバイス: 「仕事に熟練した人を見たことがあるか。その人は王たちの前に立ち,庶民の前には立たない」。(格言 22:29)

      ほかの人のことも考えます。たいていの場合,やるべきことをきちんとやると,ほかの人も助かります。例えば,家事を一生懸命するなら,家族のみんなの仕事を減らすことができます。

      聖書のアドバイス: 「受けるより与える方が幸福である」。(使徒 20:35)

      もうひと頑張りしてみます。必要最低限ではなく,それ以上のことをやってみます。そうすれば,人に無理やりさせられているという感じにはなりません。そのひと頑張りは,自分でやりたくてやっているからです。(マタイ 5:41)

      聖書のアドバイス: 「あなたが,強いられてではなく,自発的に善いことを行うことを……願っています」。(フィレモン 14)

      バランスを取ります。地道に努力する人は,仕事をサボることもなければ仕事中毒になることもありません。バランスを取るようにし,一生懸命に働くことと休息の時間の両方を楽しみます。

      聖書のアドバイス: 「両手いっぱいに仕事を持つのは風を追うようなことだ。それよりも,片手は休息で満たす方がよい」。(伝道の書 4:6)

  • 12 目標
    目ざめよ! 2018 | No. 2
    • 青年が,設計図を描いている。

      目標は,設計図のようです。頑張り次第で,実現します。

      YOUNG PEOPLE

      12 目標

      どういうことですか

      目標とは,単にこうなってほしいという夢ではありません。目標には,計画すること,融通を利かせること,こつこつ働くことが関係しています。

      目標には,短期的(数日あるいは数週間),中期的(数カ月間),長期的(1年あるいはそれ以上)なものがあります。比較的小さな目標を幾つかクリアしていくことで,長期的な目標を達成できるということもあります。

      なぜ大切ですか

      目標を達成すればするほど,自信がつき,友達が増え,幸福感も高まります。

      自信がつく: 小さな目標を達成していくなら,大きな目標も大丈夫,という自信がつきます。周りの目や圧力など,毎日直面する問題も怖くなくなります。

      友達が増える: はっきりしたビジョンを持っている人,つまり,自分のしたいことが分かっていて,そのために頑張っている人には,自然と友達が集まります。さらに,友情の絆を強める一番の方法は,同じ目標に向かって一緒に何かをすることです。

      幸福感が高まる: 目標に到達すると,達成感を味わえます。

      「目標を持つようにしています。気を散らされないし,何をすればよいのかが分かります。そして,その目標を達成したときに,『やったー! できた!』って思えるのは最高です」。クリストファー

      聖書のアドバイス: 「風や天気がちょうど良くなるのを待っていたら,何も蒔けないし何も収穫できない」。(伝道の書 11:4,「今日の英語訳」)

      何ができますか

      目標を決めて達成するために,次のことをやってみます。

      目標をはっきりさせます。目標にできそうなことをリストにして,やりたい順に並べます。

      プランを立てます。目標ごとに:

      • いつまでにやるかを決めます。

      • プロセスを考えます。

      • 障害を予測し,対策を立てておきます。

      実行します。環境が完璧に整うまで待つ必要はありません。「どこから取り掛かれるだろう?」と考えてみてください。そして,実際にやってみます。プロセスごとに進み具合を確認しましょう。

      聖書のアドバイス: 「勤勉な人の計画は必ず成功につなが[る]」。(格言 21:5)

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