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  • 思慮深い年長の人たちに引き付けられました
    ものみの塔 2012 | 5月15日
    • 再び大切な人を失ったときに

      わたしたち家族は本当に幸せでした。しばらくして,家を増築してわたしの年老いた両親を引き取りましたが,結婚して6年後,またもや衝撃的なことがありました。主人が脳腫瘍と診断されたのです。長期に及ぶ放射線治療の間,わたしは毎日病院に通いました。しばらくは快方に向かっていた主人ですが,再び容体が悪化し,脳梗塞も併発してしまい,余命数週間と宣告されました。しかし主人は持ちこたえ,やがて家に戻ることができました。看病を続けたところ,少しずつ元気になって歩けるまでになり,再び会衆の長老として活動できるようになりました。主人は明るい性格でユーモアのセンスもあり,それが回復に役立ちましたし,介護するわたしの助けにもなりました。

      1986年になって,再び主人の健康状態が悪化しました。その時にはすでにわたしの両親が亡くなっていたため,わたしたちはシドニーからそう遠くないブルー山脈の麓に引っ越しました。そこは,友人が何人か住んでいる自然の美しい場所です。その後,息子のゲーリーがカリンという愛らしい姉妹と結婚しました。息子夫婦は4人で暮らそうと言ってくれたので,数か月後,以前の家から通りを幾つか隔てた場所に皆で移りました。

      主人は亡くなるまでの1年半の間,寝たきりでしたので,昼夜を問わず介護が必要でした。ほとんど外出できなかったわたしは,毎日2時間,聖書と出版物を研究し,自分の状況に役立つ良いアドバイスをたくさん見つけることができました。会衆の年長の兄弟姉妹たちもよくお見舞いに来てくださいました。その中には,わたしと同じような苦難を耐え忍んだ兄弟姉妹もいます。その愛情深い訪問から本当に元気づけられました。主人は復活の希望を強く抱きながら,2003年4月に亡くなりました。

  • 思慮深い年長の人たちに引き付けられました
    ものみの塔 2012 | 5月15日
    • [16ページの図版]

      闘病中のアルネと

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