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「これはエホバの僕たちの世襲財産」 イザ 54:172017 エホバの証人の年鑑
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どちらもハツナという名の2人の開拓者の姉妹は,絵のように美しいマングリシの町に割り当てられました。その町に証人はいませんでしたが,姉妹たちの奉仕はとても産出的でした。最初の月に9件,翌月に12件,その翌月には15件,さらに次の月には18件の聖書研究を司会していました。これらの聖書研究生の援助を続けるために,2人はマングリシに留まることにしました。
生活費をやりくりする点で姉妹たちは創意を働かせる必要がありました。マングリシを訪れる人の多くは,特産品で健康に良いとされる松かさの保存食品を喜びます。姉妹たちは最初,緑の松かさを集めてその名産品を作り,地元の市場で売りました。しかしその後,思いがけない収入源を得ることになります。
ある日,聖書研究生が幾羽かのひよこを持ってきました。めんどりが別の場所でこっそり卵を産んでひなたちを連れて戻ってきたと言うのです。婦人はこの思いがけない収穫物を研究司会者にプレゼントしたいと思いました。姉妹の1人は鶏を育てた経験があったので,小さな養鶏場を始めることにしました。
1人の姉妹はこう記しています。「エホバの助けと兄弟たちや聖書研究生のおかげでマングリシに5年間留まることができました」。今,そこには活発な兄弟姉妹たちの群れがあります。
マングリシで奉仕するハツナ・ハレバシビリとハツナ・ツライア
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