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神ご自身の神聖な言葉を印刷し,配布するエホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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その同じ年,ものみの塔協会は,“The Emphatic Diaglott”(「エンファティック・ダイアグロット訳」)の印刷版を入手しました。それには,J・J・グリースバッハのクリスチャン・ギリシャ語聖書のギリシャ語本文(1796-1806年版)に当てられた英語の行間訳と共に,米国イリノイ州ジュニーバに居を構えていた英国生まれのベンジャミン・ウィルソンによる本文の翻訳も付いています。その印刷版と独占出版権は買い取られた後に,協会に無料で譲渡されました。それまで在庫していた分が出た後は,協会がさらに生産する手はずを整え,増産分は1903年に入手できるようになりました。
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神ご自身の神聖な言葉を印刷し,配布するエホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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独自の印刷機で聖書を印刷する
ものみの塔聖書冊子協会が独自の工場で聖書の印刷と製本を行なうようになったのは,最初に聖書の出版を手がけるようになってから36年後のことでした。そのようにして生産された最初の聖書は,「エンファティック・ダイアグロット訳」です。協会はすでに24年前からその印刷版を持っていました。その聖書は,ブルックリンのコンコード通りにある協会の工場の平台印刷機で1926年12月に印刷されました。現在まで,その聖書の生産数は42万7,924冊に上ります。
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