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現代のアステカ人たちが真のクリスチャンになるものみの塔 2012 | 3月1日
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「神殿は崩されて灰燼に帰し,偶像は破壊され,聖なる書物は焼き尽くされたが,古代の神々は今もなおインディオの心の中に生きている」。―「古代メキシコ文化」(スペイン語)。
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現代のアステカ人たちが真のクリスチャンになるものみの塔 2012 | 3月1日
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1531年には,アステカ人がトナントシンを崇拝していたまさにその丘で,肌の浅黒い,カトリックの“グアダルーペの聖母”が,あるアステカ人インディオの前に現われてナワトル語で語りかけた,という話が伝わりました。そのためアステカ人は次々とカトリックに改宗するようになり,その聖母の聖堂がトナントシン神殿の基部に建てられました。毎年12月12日には,メキシコじゅうの信心深い人たちが何百万人も訪れます。その多くはナワトル語を話します。
辺境の山地の町や村では,ナワ族の人々が,自分たちの守護聖人たちのためにいろいろな祝祭を守り行なっています。祝祭の中には,数日さらには数週間続くものもあります。「アステカ人の宇宙」(スペイン語)という本によれば,先住民は「カトリック教会の聖人崇拝を,コルテス以前に行なわれていた儀式と結びつけて考える」ということです。人々は心霊術にも深くかかわっていて,病気になれば,治療師のところへ行って,清めの儀式をし,動物の犠牲をささげてもらいます。
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