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「事物の体制の終結」に関する啓発「平和の君」のもとで得られる世界的な安全
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それで,1919年以降,比喩的な処女級の思慮深い者たちは,光を照らす手だてである象徴的なともしび,すなわち自分自身を手に取りました。そして,依然,霊的な闇の中にいる人々すべてに啓発を分かち与えるためにそうしました。彼らは神のみ言葉と霊の影響を受けた生活をするゆえに,「世を照らす者」となるのです。(フィリピ 2:15)
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「事物の体制の終結」に関する啓発「平和の君」のもとで得られる世界的な安全
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15 (イ)平和な時期が始まった時,処女級の中のどんな人々が霊的な愚かさを示す傾向を表わしましたか。(ロ)思慮深い処女たちはどうして霊的に愚かな処女たちを助けることができませんでしたか。
15 平和な時期が始まるにつれ,献身してバプテスマを受けた仲間であると唱えていた人々のうちの一部の人たちは,霊的な愚かさを示し始めました。ものみの塔協会の初代会長チャールズ・テイズ・ラッセルの死後,それらの人々は,新しい会長J・F・ラザフォードの監督する,エホバ神の見える機関と共に新事態に即応した精神を十分くみ取ろうとはしませんでした。彼らの心は確かに,物事が行なわれていた仕方と一致していませんでした。彼らは,エホバがご自分の民を扱っておられた仕方に対する正しい認識に欠けていることを表わしました。ですから,思慮深い処女たちのような人々は,遠ざけられてゆく一方のそれら愚かな者たちに,心からの真の協力の精神を吹き込むことはできませんでした。
16 愚かな処女たちの霊的な愚かさはどのようにして表面化しましたか。
16 ですから,霊的な愚かさは表面化しました。どのようにして表面化しましたか。それは,新しい事態が進展し,花婿が居合わせていることが示されて,霊的な啓発をすぐ必要としていた重大な時に,象徴的な油を持っていなかったためでした。ですから,それは比喩的に言って,ともしびをあかあかと十分にともして花婿を出迎えに出て行くべき時でした。ところが,ともしびが消えかけていた愚かな処女たちのような人々は,思慮深い者たちから別れて行きました。
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