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  • 宇宙はどのようにして生じたか ― 創世をめぐる論議
    あなたのことを気づかう創造者がおられますか
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      「地球の大きさが理想的であること,その元素構成,また長命の星である太陽から申し分のない距離で円に近い軌道を回っていることなどから来る,地球の特別な条件が,地表面に水を集めることを可能にしている」。(「統合動物学原理」[Integrated Principles of Zoology],第7版)水がなければ,地上に生物は出現できませんでした。

  • 宇宙はどのようにして生じたか ― 創世をめぐる論議
    あなたのことを気づかう創造者がおられますか
    • 地球の特徴的条件が理想的なこと

      わたしたちの生存のためには,物事が他の面でも精密に調整されていることが必要です。地球の各種の測定値,また太陽系内の他の天体との位置関係について考えてください。聖書のヨブ記には,人を謙虚な気持ちにならせる次のような問いかけがあります。「わたしが地の基を置いたとき,あなたはどこにいたのか。……だれがその度量衡を定めたのか。もしあなたが知っているのなら」。(ヨブ 38:4,5)これらの問いは,これまでにもまして答えを求めています。なぜでしょうか。わたしたちの地球,とりわけその大きさ,また太陽系内での位置に関して見いだされている数々の目ざましい事柄のためです。

      地球のような惑星は,宇宙内の他のどこにも見いだされていません。確かに,間接的な証拠によるとはいえ,地球の何百倍も大きい天体を周囲の軌道に乗せている星が幾つかあるとする科学者たちもいます。しかし,地球は,わたしたちの生存のためにちょうど良い大きさなのです。どうしてそう言えますか。もし地球が今より多少とも大きかったなら,その引力は今より強くなり,軽い気体である水素も集められて,地球の引力から抜け出せないでしょう。そうなると,大気は生物にとっては好適ではないのです。一方,わたしたちの地球が多少とも小さければ,生命を維持する酸素は地球から抜け出し,地表の水は蒸発してしまうでしょう。いずれの場合にも,わたしたちは生存できないでしょう。

      地球は,太陽からの距離という点でも理想的な位置にあります。これも,生物が生きるのに欠かせない要素です。天文学者ジョン・バローと数学者フランク・ティプラーは,「地球の半径と太陽からの距離との比」について研究しました。「この比が今日観察されるところと多少とも異なっていたなら」,人間の生命は存在し得ない,というのがその結論です。デービッド・L・ブロック教授はこう述べています。「計算からすると,地球が今よりわずか5%太陽に近い位置にあったなら,とどめようのない地球の温暖化[地球の過熱]がおよそ40億年も前に起きていたであろう。逆に,地球が今よりほんの1%だけ太陽から離れた位置にあったなら,とどめようのない氷結現象[巨大な氷の板が地球の多くの面を覆ってしまうこと]が20億年ほども前に起きていたであろう」。―「我らの宇宙: 偶発的なもの,それとも設計されたもの?」(Our Universe: Accident or Design?)

      精密さの例として,地球が地軸を中心にして一日に一回自転するという点も挙げることができるでしょう。これは,温度を穏やかに保つのにちょうど良い速度です。金星は一回自転するのに243日かかります。地球の自転にそれほどかかるならどうなるかを想像してください。昼と夜があまりに長いために生じる極端な暑さと寒さを,わたしたちは生き延びられないでしょう。

      もう一つ重要な点は,太陽を回る地球の道筋です。彗星は横長の楕円状に動きます。幸いなことに,地球はそうではありません。その軌道はほぼ円形です。ここでもわたしたちは,致命的な甚だしい寒暖の差を免れているのです。

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