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子どものしつけ こうすればうまくいく目ざめよ! 2015 | 4月
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確かに,子育てはたいへんな仕事です。しかし,懲らしめを与えるべき時に与えないなら,子育てはますますたいへんになります。なぜでしょうか。懲らしめを与えないなら,(1)子どもがいつまでも親の言うことを聞かないので,親は疲れ果て,(2)親の言うことに一貫性がないので,子どもは戸惑うからです。
一方,愛情を込めて与えられる,バランスの取れた懲らしめは,子どもの思考力を養い,道徳心を形作るものとなります。子どもが安心感を抱きながら,信頼できる大人に成長する助けにもなります。
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子どものしつけ こうすればうまくいく目ざめよ! 2015 | 4月
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聖書の言葉: 「愚かさが少年の心につながれている」。―箴言 22:15。
子どもたちはびっくりするほど思いやりがあったり親切だったりするものですが,愚かなことを行なう傾向もあります。ですから,子どもたちは懲らしめを必要とします。(箴言 13:24)この点を認めることは,親としての責任を果たすのに役立ちます。
聖書の言葉: 「ほんの少年から懲らしめを差し控えてはならない」。―箴言 23:13。
懲らしめがバランスの取れたものであるなら,それを与えることで子どもが傷ついたり後の人生で親を恨むようになったりするのではないか,と心配する必要はありません。愛情を込めて懲らしめを与えるなら,子どもは矯正を謙虚に受け入れることができるようになります。それは大人になっても必要なことです。―ヘブライ 12:11。
聖書の言葉: 「何であれ,人は自分のまいているもの,それをまた刈り取ることになる」。―ガラテア 6:7。
親が子どもを守りたいと思うのは自然なことですし,正しいことです。ですが,その場合も,バランスを取る必要があります。子どもが何かの間違いをしてもその結果を身に受けないよう“助け”たり,子どもが実際にした良くないことを先生や他の大人から指摘された時に子どもの肩を持ったりしてはなりません。むしろ,それらの人を自分の味方と考えましょう。そして,目上の人に敬意を払うよう子どもを教えましょう。その中には,親であるあなたも含まれます。―コロサイ 3:20。
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