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    聖書に対する洞察,第2巻
    • アブラハムもサラも,自分たちのような年寄りが息子をもうけることになる,というみ使いの発表を聞いて笑いました。アブラハムは笑ったことを戒められませんでしたが,サラは戒められ,笑ったことを否定しようとさえしました。ゆえに,アブラハムの笑いは,老齢にもかかわらずサラによって息子をもうけるという驚嘆すべき見込みに対する喜びから生じたようです。しかし,サラが笑ったのは,その同じ驚嘆すべき見込みが彼女には幾分こっけいに思えたためであったようです。自分のような年齢の,今までうまずめだった女が子供をもうけるという考えは,サラには幾分つじつまの合わないことに思えたのです。(創 17:17; 18:9-15)しかし,どちらの場合も,その笑いは嘲笑や故意のあざけりを表わすものではなく,二人はいずれも神の約束に対する信仰を実証したと記録されています。(ロマ 4:18-22; ヘブ 11:1,8-12)この息子が生まれた時,両親は大いに喜んだに違いありません。何年もの間このことを心から待ち望んでいたからです。アブラハムが自分たちの息子に名前を付けた後,サラは次のように言いました。「神はわたしのために笑いを備えてくださいました。だれでもこれについて聞く人はわたしのことで笑うでしょう」。(創 21:1-7)他の人たちは,アブラハムとサラがエホバから祝福されたという良いたよりを聞いて驚嘆し,大いに喜んだことでしょう。

  • サラ
    聖書に対する洞察,第1巻
    • イシュマエルが生まれてから約13年後,自分の家のすべての男子に割礼を施すよう神から命令された時,アブラハムは,妻をもはや「サライ」と呼ぶのではなく,「王妃」を意味する「サラ」と呼ぶようにという指示も受けました。神はサラに関してこう言われました。「わたしは彼女を祝福し,また彼女によってあなたに男の子を与える。わたしは彼女を祝福し,彼女は幾つもの国民となる。もろもろの民の王たちが彼女から出るであろう」。(創 17:9-27)それから間もなく,マムレで,サラが男の子を産むということを,客となった3人のみ使いのひとりが再度言明しました。それを耳にして,「サラは自分のうちで笑いだしてこう言った。『すっかり衰えた後のわたしに果たして楽しみがあるでしょうか。それに,わたしの主も年老いていますのに』」。笑ったことを戒められたサラは恐れて自分は笑わなかったと否定しました。(創 18:1-15; ロマ 9:9)サラはヘブライ 11章11節で信仰の模範として挙げられていますから,彼女が笑ったのは全くの不信仰の表われではなく,ただ,自分ほどの老齢で子供を持つという考えが少しこっけいに思えたことを示しているのでしょう。サラがアブラハムを自分の主として認めていたこと(心の中で)は,頭としての夫に従順であり,服していたことを示すもので,クリスチャンの妻たちの模範とされています。―ペテ一 3:5,6。

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