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ポテパル聖書に対する洞察,第2巻
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「廷臣」というポテパルの称号は,「宦官」という意味のヘブライ語サーリースを翻訳したものです。この語は広義では,侍従,廷臣,王から信頼されている役人を意味しました。西暦前607年,エルサレムが陥落した時に「戦人を指揮していた廷臣[サーリース]」は間違いなく政府の高官であり,去勢されて男らしさを失った人ではありませんでした。(王二 25:19)それで,ポテパルが軍人かつ護衛の長であり,さらに既婚者だったという事実からも,ポテパルがより一般的な意味での宦官ではなかったことが分かります。
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