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目ざめよ! 2021
目21 No. 3 10–13ページ

聖書から分かること

「これが,天と地が創造された時の記録……である」。(創世記 2:4)この言葉にあるように,聖書には地球の始まりについて書かれています。聖書の内容は現代科学と矛盾していますか。幾つかの点を考えてみましょう。

初めに 宇宙と地球が創造される。

宇宙には始まりがあったか

創世記 1章1節にはこうあります。「初めに,神は天と地を創造した」。

20世紀半ばまで,多くの著名な科学者たちは,宇宙は常に存在してきたと考えていました。でも,その後の科学上の発見により,宇宙に始まりがあることが分かってきました。

地球は最初どんな状態だったか

創世記 1章2,9節によると,地球は昔,「荒れていて何もな」く,水で覆われていました。

聖書のこの説明は現代科学と矛盾していません。生物学者のパトリック・シー氏は,地球は当初「酸素がなく,……SFに出てくるような荒れた光景が広がっていた」と述べています。「天文学」誌にはこう書かれています。「最近の調査により,古代の地球は陸地がほとんどない水の世界だったことが分かった」。

大気はどのように変化していったか

創世記 1章3-5節によると,光は大気を通過するようになりましたが,光源は地上からまだ見えませんでした。太陽や月が地上からはっきり見えるようになったのは,もっと後になってからのことです。(創世記 1:14-18)

1日24時間から成る6日間で生物全てが創造された,と聖書は言っていない。

スミソニアン環境調査センターによると,当初,大気はあまり光を通さず,地上からはぼんやりした光しか見えませんでした。「太古の地球は,大気中に大量のメタンが含まれていて,もやで覆われたような状態だった」と同センターは述べています。後に「メタンのもやが消えて,空が青く見えるようになった」ということです。

地球上の生物はどんな順番で出現したか

1: 1日目 わずかな光だけが大気を通過したと思われる。(創世記 1:3-5)

2: 2日目 地球は水と濃い水蒸気で覆われていた。水と水蒸気は分かれ,空間ができた。(創世記 1:6-8)

3: 3日目 地表を覆っていた水が引いていき,乾いた陸地が現れる。(創世記 1:9-13)

4: 4日目 太陽と月が地上から見えるようになる。(創世記 1:14-19)

5: 5日目 神は水の中の生き物と空を飛ぶ生き物を,それぞれの種類の中で繁殖するものとして創造する。(創世記 1:20-23)

6: 6日目 大小さまざまな陸生動物が創造される。最後に人間が創造される。(創世記 1:24-31)

創世記 1章20-27節によると,魚,鳥,陸生動物,そして最後に人間という順番で創造されました。科学者たちの意見では,最初の魚類が現れたずっと後に最初の哺乳類が現れ,人間はさらに後になって現れました。

生物が時とともに変化することはない,と聖書は言っていない。

「聖書の叙述の簡潔さを考えると,創世記 1章の表現および時間的順序が,現代科学の発見と合致していることには驚かされる」。物理学者のジェラルド・L・シュローダー

聖書が言っていないこと

聖書は現代科学と矛盾していると言う人たちもいます。でも,聖書に書かれていることを誤解して,そう考えるのかもしれません。

宇宙や地球ができたのは今からわずか6000年前,と聖書は言っていない。聖書には,「初めに」宇宙と地球が創造されたとだけ書かれています。(創世記 1:1)どれくらい昔に創造されたかは書かれていません。

1日24時間から成る6日間で生物全てが創造された,と聖書は言っていない。聖書では,「日」という言葉がいろいろな長さの期間を指して使われます。例えば,地球と地球上の生物は,「エホバa神が地と天を造った日」の間に創造されました。(創世記 2:4)その「日」には,創世記 1章の創造の6日間も含まれています。それで,神が地球の環境を整えて生物を造った6日間のそれぞれの「日」は,かなり長い期間だったと考えられます。

生物が時とともに変化することはない,と聖書は言っていない。創世記によると,「さまざまな種類」の動物が創造されました。(創世記 1:24,25)この「種類」という言葉は,生物の広い区分を指しています。1つの「種類」には,多くの種や変種が含まれると思われます。ですから,1つの「種類」の中であれば,時間の経過とともに,変種が現れたり同じ地域に住む種の形態が変化したりする可能性があります。

どう思いますか

ここまで見てきたように,聖書は,宇宙の始まり,地球の最初の状態,生物の出現について,シンプルで正確な表現で記しています。そうであれば,これらのものを創造した方についても明らかにしているのではないでしょうか。「ブリタニカ国際大百科事典」にはこう書かれています。「生命の起源は,ある超自然的な事象の一つの結果で……ある。……現代の科学上の知識と矛盾するものではない」。b

考えてみよう

聖書の創世記 1章1節から2章4節を読んで,昔の創造神話と比べてみてください。例えばバビロニア人は,宇宙と人間が女神の死体と神の血からできたと信じていました。古代エジプト人は,太陽神ラーが自分の涙で人間を造ったと考えていました。中国の神話によると,巨人の死体が変化して地球のさまざまなものができました。また,巨人の体に付いていたノミが人間になりました。どう思いますか。創世記の記述はこういう神話と同じ類いのものでしょうか。それとも,現代科学と合った正確な説明でしょうか。

jw.orgで「宇宙はどのように始まったか」という4分間のビデオを見てください。タイトル名で検索することもできます。

a エホバとは聖書に出てくる神の名前です。

b 「ブリタニカ国際大百科事典」(ティビーエス・ブリタニカ発行)は,生命が創造されたという考えを支持しているわけではありません。

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