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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1992
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読者からの質問

ノアが箱船から渡りがらすを放ち,その後はとを放ったのはなぜですか。

聖書の中に詳しい説明はありませんが,ノアのやり方は確かに筋が通っているように思えます。

地球に40日40夜豪雨が降り注ぎ,5か月のあいだ山々の頂上も覆ってしまうほどの洪水が起きました。その後,「箱船はアララトの山にとどま(りまし)た」。(創世記 7:6-8:4)何か月かたって「山々の頂が現われた」後,ノアは「一羽の渡りがらすを放(ちまし)たが,それはずっと外を飛びつづけて……行ったり来たりしてい(まし)た」。―創世記 8:5,7

なぜ渡りがらすだったのでしょうか。この鳥は飛ぶ力が強く,死肉も含め多種多様な食べ物で生きてゆくことができます。ノアが渡りがらすを放ったのは,渡りがらすが戻って来るか,箱船から離れたままでいるかを見るためだったのかもしれません。もし箱船から離れたままだとすれば,恐らく水が引いて地面が現われたために出てきた死がいの残りを食べているのでしょう。しかし,渡りがらすは箱船から離れたままではいませんでした。聖書は渡りがらすが来たと述べています。しかし,ノアのところに来たとは述べていません。恐らく渡りがらすは,飛行の合間に箱船の上で休むために戻って来て,まだ地面を覆っていた水の上に浮かんでいる食べ物を探していたのでしょう。

その後ノアは,はとを放つことにしました。こう書かれています。「はとはその足の裏をとどめる所をどこにも見いだせなかった。こうして……それは彼のところへ,箱船の中へ戻って来た」。(創世記 8:9)このことからすると,はとは水が引いたかどうかを確かめる上で一役買うことができたようです。はとは,かなり人になつきます。ノアは,はとが単に箱船の上で休むためではなく,ノア自身のところへ戻って来ることを期待できました。

はとは,乾いた地面でしか休まず,谷間の低いところを飛び,草木をえさにすると言われています。(エゼキエル 7:16)「グルジメクの動物百科事典」はこう述べています。「種子や木の実を食べるどんなはとにも言えることだが,雪[や水]が1日以上地面を覆っていると,えさを食べるのが難しくなる。はとのえさになるものの大半は地表にあるからだ」。ですから,はとはノアのところへ戻って来る時に,乾いた地面や芽を出している植物を見つけたという何らかの証拠をくわえて来るかもしれません。最初にノアがはとを放った時は,箱船にいるノアのところに戻って来ただけでした。2回目は,オリーブの葉をくわえて帰って来ました。3回目には,戻って来ませんでした。これは,ノアが箱船から出ても安全だという証拠になりました。―創世記 8:8-12。

これらの点は枝葉末節だと思う人もいるかもしれませんが,この記述が非常に明快であり,無理につじつまを合わせようとするところがないという事実は,聖書の信頼性を示すものです。またこれは,その記述がでっち上げや作り話ではなく,正直で正確な記述であることを受け入れるもう一つの理由にもなります。さらに,詳しいことがもれなく説明されているわけではないので,忠実なクリスチャンは,復活してきたノアにいろいろな興味深い質問をすることを楽しみにできるかもしれません。そうすれば,ノアがそのように行動した理由をじかに説明してもらえるに違いありません。―ヘブライ 11:7,39。

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