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アモリ人聖書に対する洞察,第1巻
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アモリ人
(アモリじん)(Amorite)
「アモリ人」の名はカナンの子らの名が列挙されている箇所に出ていますが,ヘブライ語本文に常に単数形で出て来るこの語は,そのほかの箇所では,最初のアモリ人の子孫であるカナン人の部族を指して集合的な意味で使われています。したがって,アモリ人はハム系の民族でした。―創 10:6,15,16; 代一 1:13,14。
地図: アモリ人の領地
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ギルガシ人聖書に対する洞察,第1巻
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ギルガシ人
(ギルガシじん)(Girgashite[s])
カナンを通してハムの子孫となった民。(創 10:6,15,16; 代一 1:8,13,14)ギルガシ人はヨルダン川の西に住んでいました。この民とカナン人の他の六つの国民は強大ではありましたが,敗北を喫しました。エホバが彼らをご自分の民の手に渡されたからです。(申 7:1,2; ヨシュ 3:10; 24:11)これは何世紀も前に神がアブラハムに語られた約束の成就となりました。(創 15:13-21; ネヘ 9:7,8)ウガリット語の文書に見られる「ギルガシュ」や「ベン・ギルガシュ」という名前は,ギルガシ人が存在したことの間接的な裏付けとして引き合いに出されてきました。
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