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救出が必要!ものみの塔 2008 | 3月1日
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わたしたちは,この9人の作業員のように地下に閉じ込められたり,災害による死の危険に直面したりすることはまずないでしょう。とはいえ,だれもが救出を必要としています。なぜなら,辛い病気や老化を免れることはできず,最終的には死んでしまうからです。古代の忠実な族長ヨブはこう述べています。「女から生まれた人は,短命で,動揺で飽き飽きさせられます。花のように出て来ては,切り取られ,影のように飛び去って,とどまることがありません」。(ヨブ 14:1,2)それから3,500年ほどたった今日でも,この言葉は依然として真実です。わたしたちのだれも人生の結末としての死を逃れられないのではないでしょうか。どこに住み,どれほど健康に気を遣っている人であろうとも,苦しみと老化と死の束縛からの救出を必要としているのです。
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救出が必要!ものみの塔 2008 | 3月1日
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生と死についてヨブと同じように感じる人もそうでない人も,いずれは必ず「影のように飛び去って」しまいます。友人,家族,家,業績すべてを後に残して,死へと消え去ってゆくのです。古代イスラエルの賢王ソロモンもこう記しています。「生きている者は自分が死ぬことを知っている。しかし,死んだ者には何の意識もなく,彼らはもはや報いを受けることもない。なぜなら,彼らの記憶は忘れ去られたからである」。―伝道の書 9:5。
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