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  • ヨブ,II
    聖書に対する洞察,第2巻
    • ヨブ,II

      (Job)[敵意の的]

      現在のアラビアにあったウツの地に住んでいた人。(ヨブ 1:1)神はヨブに関して「地上には彼のような人,とがめがなく,廉直で,神を恐れ,悪から離れている人はひとりもいない」と言われました。(ヨブ 1:8)この言葉からすると,ヨブがウツに住んでいたのは,彼の遠い親せきであるイスラエルの12部族がエジプトの地で奴隷になっていたころのことと思われます。その時までにヤコブ(イスラエル)の息子ヨセフは,多くの不当な苦しみを忍耐しながらもエホバ神に対してとがめのない状態を保ったその生涯を終えていました(西暦前1657年)。モーセはまだ,エジプトでの奴隷状態からイスラエルの12部族を導き出すエホバの預言者として起こされていませんでした。ヨセフが死んでから,モーセがその振る舞いによってとがめのない廉直な者であることを示した時までの間に,ヨブのような忠誠を保った人間は一人もいませんでした。エホバとサタンの間でヨブに関係した会話が交わされたのはこの時期だったようです。―ヨブ 1:6-12; 2:1-7。

  • 完全
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 義にかなっていたノアは自分が「同時代の人々の中にあってとがのない者」となりました。(創 6:9)ヨブは「とがめがなく,廉直」でした。(ヨブ 1:8)神のほかの僕たちに関しても同様の表現が使われています。それらの人たちは皆,罪人アダムの子孫であり,したがって罪人でしたから,彼らに対する神のご要求,つまり彼らの不完全さや無力さを考慮に入れたご要求に十分かなっていたという意味で「とがのない」,また『とがめのない』人たちであったことは明らかです。(ミカ 6:8と比較。)ちょうど,陶器師が普通の粘土で作る花瓶に特別上等の粘土で作る花瓶と同じ品質を期待しないのと同様,エホバのご要求も不完全な人間の弱さを考慮に入れたものなのです。(詩 103:10-14; イザ 64:8)それら忠実な人たちは肉の不完全さゆえに過ちや間違いを犯しましたが,それでもエホバに対する「全き[ヘ語,シャーレーム]心」を表わしました。(王一 11:4; 15:14; 王二 20:3; 代二 16:9)ですから,それらの人たちの専心は,自分たちが到達できる限界内で,自分たちの場合に神がお定めになった要求を満たす,健全な,全き専心でした。審判者であられる神がそれらの人々から崇拝されることを喜ばれたのですから,当然のことながら,どんな人間も,あるいはどんな霊の被造物も,神に対する彼らの奉仕をとがめることはできませんでした。―ルカ 1:6; ヘブ 11:4-16; ロマ 14:4と比較。「エホバ」(エホバが不完全な人間を扱うことができる理由)を参照。

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