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偉大な教え手から学ぶ
学ぶ 19章 102–106ページ

19章

けんかをするのは良いことですか

えらそうに,また強そうにしている子がいますか。― そういう子と一緒にいたいと思いますか。それとも,親切でけんかをしない人,つまり平和を望む人と一緒にいたいと思いますか。― 偉大な教え手は,「平和を求める人たちは幸いです。その人たちは『神の子』と呼ばれるからです」と言いました。―マタイ 5:9。

しかし,ほかの人のしたことで腹が立つときもあります。そうですね。― そういうときは,仕返しをしたくなるかもしれません。イエスの弟子たちも,イエスと一緒にエルサレムに向かっていた時に,そのような経験をしました。では,その話をすることにしましょう。

イエスは旅を始めて少ししてから,休む場所を見つけるために何人かの弟子をサマリア人の村へつかわしました。しかし,その村の人々はイエスと弟子たちがとまるのをいやがりました。サマリア人は別の宗教を持っていて,崇拝をしにエルサレム市へ行く人をきらっていたのです。

使徒ヤコブと使徒ヨハネが腹を立てている

ヤコブとヨハネはサマリア人にどんな仕返しをしたいと思いましたか

そういうとき,あなただったらどうしたと思いますか。腹を立てたでしょうか。仕返しをしたいと思ったでしょうか。― 弟子のヤコブとヨハネはそう思いました。それでイエスに,『天から下ってかれらをほろぼすようわたしたちが火に命ずることをお望みですか』と言いました。二人がイエスから『かみなりの子ら』と呼ばれたのも不思議ではありません。しかしイエスは,そのようなことをするのは良くないと言いました。―ルカ 9:51-56。マルコ 3:17。

ほかの人からときどき意地悪をされることは,確かにあります。仲間外れにされ,遊んでもらえないこともあるでしょう。「あっちへ行ってよ」と言われることさえあるかもしれません。そのようにされると,いやな気持ちがしますね。その人たちに何か仕返しをしたくなるかもしれません。でも,それは良いことですか。―

聖書を見てみましょう。箴言 24章29節を開いてください。そこにはこう書かれています。『「かれがわたしにした通りに,わたしもかれにしよう。わたしは各々にその行ないにしたがって報いてやろう」と言ってはならない』。

これはどういう意味だと思いますか。― 仕返ししようとしてはいけないということです。だれかに意地悪をされたというだけで,その人に意地悪をするのはまちがっています。では,けんかを仕掛けてくる人がいたらどうでしょうか。いろいろな悪口を言ってあなたをおこらせようとします。あなたをばかにして,こわいんだろう,と言います。いくじなしと言われてしまいました。さあ,どうしたらいいでしょう。けんかをしてしまってもいいですか。―

聖書に何と書いてあるか,もう一度見てみましょう。マタイ 5章39節を開いてください。イエスはこう言っています。「邪悪な者に手向かってはなりません。だれでもあなたの右のほほを平手打ちする者には,他のほほをも向けなさい」。イエスはどういう意味でそう言ったと思いますか。片方のほっぺたをげんこつでなぐられたら,もう一方のほっぺたもなぐってもらう必要があるという意味ですか。―

いいえ,イエスはそういうことを言っていたのでは決してありません。平手打ちは,げんこつでなぐることとはちがいます。むしろ,おしたりついたりすることに似ています。人はけんかを仕掛けるために平手打ちを使うことがあります。わたしたちをおこらせたくてそうするのです。ですから,もしこちらがおこっておし返したりつき返したりしたら,どうなりますか。― おそらくけんかになってしまうでしょう。

しかしイエスは,弟子たちがけんかをすることを望みませんでした。それで,だれかがわたしたちを平手打ちするとしても,同じようにやり返してはいけないと言われたのです。おこってけんかをするべきではありません。そんなことをすれば,わたしたちもけんかを始めた人と何もちがわないことになります。

もし問題が起きたなら,どうするのがいちばん良いと思いますか。― その場を去るのがいちばんです。相手の人がそのあと何回かおしたりついたりすることはあっても,それできっと問題は収まるでしょう。その場を去っても,弱虫というわけではありません。そのようにするのは,正しいことを守る強い人なのです。

男の子たちがけんかを仕掛けてきた時に,1人の男の子がその場を去っている

だれかがけんかを仕掛けてきたら,どうすべきですか

しかし,もしけんかになって,勝ったらどうでしょうか。どんなことになるかもしれませんか。― 負けた人が友達を引き連れてもどって来ることがあります。長い棒かナイフであなたを傷つけることもあるでしょう。イエスがわたしたちにけんかをしてほしくないと思ったのはどうしてか,これで分かりますね。―

けんかをしている人を見たら,どうすればよいのでしょう。どちらか一方の味方をすべきですか。― 聖書には正しい答えが書いてあります。箴言 26章17節を開きましょう。そこには,『通りすがりに自分に関係のない言い争いに対して激しくいかる者は,犬の耳をつかむ者のようだ』とあります。

1人の男の子が犬の両耳をつかんで,犬が怒り出している

他の人のけんかに手出しすることと,犬の両耳をつかむことは,どこが似ていますか。傷を負うかもしれないので,そういうことをしてはいけません

犬の両耳をつかんだら,どうなるでしょうか。犬は痛がって,かみつくでしょうね。犬がにげようとすればするほど,犬の耳をしっかりにぎらなければなりません。そうすると,犬はいよいよ気が立ってきます。手をはなしたら,きっとひどくかみつかれるでしょう。しかし,犬の耳をつかんだまま,ずっと立っていることはできますか。―

そうです。人のけんかに手出しすると,それと同じように面倒なことになります。だれがけんかを仕掛けたのか,なぜけんかになったのか,ということは,わたしたちには分からないでしょう。だれかがひどくなぐられている場合はどうでしょう。その人は,なぐっている人から何かをぬすんだのかもしれません。もしその人を助けるなら,どろぼうを助けることになります。それは良いことではありませんね。

では,けんかを見たらどうすべきですか。― 学校で見たら,急いで先生に知らせましょう。学校からはなれたところでは,お父さんかお母さん,あるいはおまわりさんを呼びます。けんかを好む人がいるとしても,わたしたちは平和を求めなくてはなりません。

2人の男の子がけんかをしているのをほかの子たちが見ている。1人の男の子はそのけんかを見てその場を去っている

けんかを見たらどうすべきですか

イエスのほんとうの弟子は,けんかをさけるためにできるだけのことをします。そのようにして,自分が,正しいことを守る強い人間であることを示します。聖書には,イエスの弟子は『争う必要はありません。むしろ,すべての人に対しておだやかであることが必要です』と書かれています。―テモテ第二 2:24,25。

けんかをさけるのに役立つ良い助言をさらに調べるため,次の聖句を読みましょう。ローマ 12:17-21。ペテロ第一 3:10,11。

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