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温和聖書に対する洞察,第1巻
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温和な気質の人が温和なのは,信仰と,強さの源を有しているためです。その人は容易に平衡を乱したり,何かのことで分別を失ったりはしません。気質が温和でないということは不安や欲求不満から生じたものであったり,信仰や希望がないことに起因していたり,絶望に由来していることさえあります。気質が温和でない人は,「自分の霊を抑制しえない者は,破られた,城壁のない都市のようだ」という箴言の言葉で描写されています。(箴 25:28)その人はどんなふさわしくない考えについても,その侵入に対して全く無防備で弱く,そのような考えに動かされてふさわしくない行ないをするようになるでしょう。
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